HOMEビジネス 【就活時のコートのマナー】選び方・脱ぐタイミング・たたみ方などのマナーを徹底紹介

【就活時のコートのマナー】選び方・脱ぐタイミング・たたみ方などのマナーを徹底紹介

U-NOTE編集部

2021/05/06(最終更新日:2021/05/06)


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「就活用のコートを買うつもりだけど、どのようなコートがいいのかな」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。就活用のスーツがあるように、就活用のコートがあるのか気になる人もいるでしょう。

本記事では、就活用のコートの選び方や選ぶときのポイント、コートに関するマナーなどを詳しくご紹介します。

就活用のコートに関して悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • 就活のときのコートの選び方
  • 男女別コートを選ぶときのポイント
  • 就活時に知っておきたいコートに関するマナー

 

就活のときはどんなコートを選んだらいいの?

「就活のときにいつも着ているコートでは、面接会場で浮いてしまうかもしれない」と不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、就活には意外とお金がかかるので、できれば新しいコートを新調せずに、手持ちのコートを着たいと思っている人もいるでしょう。

まずは、就活で使えるコートと避けたほうがいいコートをご紹介します。手持ちのコートが就活で使えるコートなのか確かめてみてはいかがでしょうか。

 

就活でOKなコートと、避けたほうがいいコート

就活で使えるコートの種類は、トレンチコート・ステンカラーコート・チェスターコートです。

これらのコートの種類はビジネスシーンで一般的に着られているものなので、安心して着られるコートだといえるでしょう。

しかし、トレンチコート・ステンカラーコート・チェスターコートであっても、ファーが付いていて華美なものや色が派手なコート、ワッペンやワンポイントが付いているものは避けておくことをおすすめします。

おしゃれさを重視したコートは、就活ではカジュアルな印象を与えてしまう可能性があるからです。

また、コートを脱いだときに見える「裏地」も注意しましょう。裏地は無色や単色、柄が派手すぎないものであることが望ましいです。

一方、「寒いから防寒性に優れたダウンコートを着ていこう!」と思っている人もいるのではないでしょうか。防寒性に優れたダウンコートは、カジュアルに見えてしまうコートなのでビジネスシーンでは避けることをおすすめします。

また、ダウンコートと同様にPコート・ダッフルコートも避けたほうがいいコートであるといわれています。

トレンチコートやステンカラーコートに比べて丈が短くカジュアルに見えてしまうので、面接の会場には着ていかないほうが無難です。

 

ビジネスシーンに向かないコートしかない場合は新しく準備する

トレンチコート・ステンカラーコート・チェスターコートを持っていても、華美なデザインのもので、ビジネスシーンには向かないもののケースも多いでしょう。

ビジネスシーンにふさわしいコートを持っていない場合は、コートを新しく準備することをおすすめします。

就活のためだけにコートを購入したくないと思うかもしれませんが、スーツと違って、ビジネス用のコートは社会人になっても使えます。未来への投資だと思って、来年以降も使えるコートを1着準備することを検討してみてはいかがでしょうか。

 

雪国の場合は「ライナー付」がおすすめ!ダウンやロングコートでもOK

「雪国でダウンコートを着ていないと寒くて風邪をひいてしまう!」という人もいるのではないでしょうか。

一般的にダウンコートはビジネスシーンでは避けておいたほうがいいコートですが、雪国のような寒い地方では例外的にダウンコートを着用しても大丈夫です。風邪をひいてしまうと元も子もないので、暖かい格好をして面接に挑みましょう。

また、暖かいコートを選ぶ際は「ライナー付き」コートがおすすめです。「ライナー」とは、コートとセットになっている取外し可能な裏地のこと。リクルートスーツを着るときには防寒しにくいので、防寒性が高いライナー付きコートがあると助かるでしょう。

最近では、おしゃれなライナーを見せる「ライナーコート」が販売されています。しかし、ライナーコートとライナー付きコートは別物なので注意しましょう。

 

就活時のコートの選び方

就活用に新しいコートを新調する場合、どのようなことに気をつけて選んだらいいのでしょうか。次に、就活時のコートの選び方を詳しくご紹介します。

 

コートの素材

コートの素材は、コットン・ウール・ポリエステル・カシミヤなど様々な素材があります。

就活用のコートを選ぶ際のコートの素材は、特に決まりがありません。素材ごとの特徴を押さえて自分にあったコートを選びましょう。

以下では、人気の素材の特徴を簡単にご紹介します。自分に最適なコートを選ぶ参考にしてみてはいかがでしょうか。

暖かいコートを着たい人は、カシミヤがおすすめです。カシミヤのコートはカシミアヤギの毛で作られるコートです。

カシミアヤギの毛は希少なので値段が高くなります。しかし、暖かさや柔らかさなどの着心地はとてもいいので、多少値が張っても高品質なものを探している人におすすめの素材です。

高すぎるのはちょっと手が出ないという人には、ウールがおすすめです。ウールは暖かくシワになりにくいのが特徴。ウールが入っている割合に応じて暖かさも増していきます。ウールのコートを買う際は、試着して防寒性を確認してみてから購入することをおすすめします。

また、ウールほどの防寒性はいらないけれど少し肌寒いときのコートがほしい人には、コットンがおすすめです。コットンは、肌触りがよく、保温性もあります。また、静電気が起きにくく「バチッ」となることも少ない素材です。

リーズナブルだけど丈夫なコートが欲しい人は、ポリエステル素材がおすすめです。ポリエステル素材はシワになりにくく、水にも強いです。しかし、ウールやカシミアと比べると保温性がなく冬場には寒く感じる可能性があります。

自分の求める防寒度や、好み、用途に合わせて素材を選ぶことをおすすめします。

 

コートの色

就活用のコートを選ぶ際、コートの色はとても大切です。基本的にはブラック・グレー・ネイビーのコートを選ぶことをおすすめします。

落ち着いた色のコートはスーツとマッチするので、違和感を覚えさせないスーツコーデになります。

業界によっては白やベージュなどの明るい色も大丈夫な場合があります。しかし、金融業界やホテル業界などの落ち着いた服装が好まれやすい業界を目指している場合は、ブラック・グレー・ネイビーなどの落ち着いた色のコートを着用することが無難です。

 

コートの柄

就活用のコートを選ぶ際のコートの柄は、無地がおすすめです。柄が入ってしまうとカジュアルに見えてしまう可能性があるので、ビジネスシーンでは無地が無難。

チャック柄やストライプ柄などのデザインがあるコートは避けておくことをおすすめします。

 

コートについているベルトの結び方

コートについているベルトの結び方に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

ベルトを結ばず垂らしたままでは、だらしなく見えてしまう可能性があるので、就活の際にはコートのベルトは必ず結ぶことをおすすめします。

ベルトの結び方は、リボン結びやネクタイ結びなど様々な結び方があります。自分ができる結び方で、コートのベルトをきちんと結べるようになっておきましょう。

 

男女別コートを選ぶときのポイント

ここまでコート選びで気をつけたい素材や色、柄などをご紹介しました。

以下では、上記でご紹介した注意点以外の男女別でコートを選ぶときのポイントをご紹介します。

 

メンズコートの選び方

メンズコートを選ぶ際は、スーツのジャケットよりも長い丈のコートを選びましょう。

ジャケットよりも短いコートの場合は、カジュアルに見えてしまう可能性があります。一方で、長すぎるコートにも注意が必要です。

ジャケットよりも長く膝上よりも短いスーツを選ぶとよいでしょう。

また、ジャケットと同様にコートのボタンは一番下のボタンは留めないのがマナーです。

 

レディースコートの選び方

レディースコートを選ぶ際は、スカートよりも少しだけ丈が短いコートが一般的です。

リクルートスーツは、防寒性が低いため、足を出していても寒くないようにライナー付きのコートを選ぶことをおすすめします。

また、男性の場合とは違ってコートのボタンはすべて閉じましょう。

 

就活時に知っておきたいコートに関するマナー

コートを選ぶときにたくさん注意する点があって驚いている人もいるのではないでしょうか。

コートには、選ぶときだけではなく脱ぐときやたたむときにも注意する点があります。

以下では、就活時に知っておきたいコートに関するマナーをご紹介します。

 

コートを脱ぐタイミング

コートを脱ぐタイミングは「建物に入る前」です。

コートは室外できるものなので、室内で着ているとマナー違反になってしまいます。

また、コートに付いたホコリや花粉を建物のなかにいれないようにするためにも、コートは事前に脱いでから建物に入るようにしましょう。

とはいってもビルの入り口のど真ん中でコートを脱ぐと出入りする人の邪魔になってしまいます。入り口から少しずれた場所でコートを脱ぐことを意識してください。

 

コートのたたみ方

コートを脱いだら、たたんでから持ち歩くようにしましょう。裏地が見えるようにして、袖の部分が内側に入るようにたたみます。

たたんだときに裏地が見えるので、すでに紹介したように派手すぎる裏地のものは避けておくことが無難です。

また、コートを持ち歩く際は、手にかけて持ち運ぶようにしましょう。

 

面接時のコートの置き方

面接時にコートを椅子の後ろにかけたり、膝の上にのせたりするのはNG。コートはコンパクトにたたんでから、カバンの上に置くことが一般的です。

コートや荷物を置けそうな椅子や机などがあれば、コートを置いてもいいか許可を取ってから置くことをおすすめします。

 

就活中にコートだけでは寒い場合はマフラーや手袋も用意しよう

本記事のまとめ
  • トレンチコート・ステンカラーコート・チェスターコートがおすすめ
  • 寒い地方の人にはライナー付きコートがおすすめ
  • コートの色はブラック・グレー・ネイビーを選ぶ

本記事では、就活に使えるコートの選び方や選ぶ際のポイント、マナーなどを詳しくご紹介しました。

コートに関して不安なままで面接を受けると、マナーを守れているのかどうかに気を取られて面接でうまく答えられなくなる可能性があります。

少しでも不安がある場合は、来年以降のビジネスシーンでも使えうために、新しくコートを買う選択をしてもいいのではないでしょうか。

本記事を参考に、就活にふさわしいコートを選び、自信を持って就活に取り組んでみてください。
 

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