この春社会人デビューした人は、入社後初めての給料を何に使おうか、楽しみながら考える時間も多いのではないでしょうか?
また、コロナ禍の影響もあり、今後の理想的な働き方について真剣に考えている人もいることでしょう。
松井証券株式会社は、全国の社会人1~3年目(Z世代)および社会人4~18年目(ミレニアル世代)の男女計600人を対象に、『「初任給」と「理想の働き方」に関する世代別の実態調査』を実施。4月20日(火)、その結果を公開しました。
初任給の使い道No.1は「貯蓄」
調査結果によれば、2020年・2021年入社の新社会人が、初任給を最も費やした/費やしたいものは「貯蓄」という結果に。
特に今年入社の世代は、平均値9.3万円を貯蓄にまわしたいと思っていることが分かり、その額は2020年入社の世代が実際に初任給から貯蓄した額の平均値(8.8万円)を上回っていました。
貯蓄に回せるようになるのは「社会人1.4年目」
では、実際、給与から貯蓄に回せるようになるのはいつ頃なのでしょうか?
社会人1~3年目(Z世代)に、「給料から貯蓄に回せるようになったのは社会人何年目からですか」と尋ねたところ、回答の平均値は「社会人1.4年目」という結果に。
また、1年目から貯蓄をしていたと回答した割合を世代間で比較すると、社会人4~18年目(ミレニアル世代)の56.3%に対し、社会人1~3年目(Z世代)は76.6%となり、Z世代の貯蓄への意識の高さが伺えます。
理想的な働き方は「副業」がトップ
コロナ禍を経て、働き方に変化を感じた割合は、各世代とも約2人に1人。
理想的な働き方を尋ねたところ、49.2%「副業からも収入を得る」と回答し、本業以外に収入を得たいと考えている人が多いことがわかったといいます。
Z世代に焦点を当てると、この回答を選んだ人は54.3%とさらに上昇。次に多かった回答は「お金を貯めて独立」(26.6%)となりました。
一定数の人は資産形成に着手
「副業からも収入を得る」ために具体的に取り組んでいることとしては、「資産形成/資産運用(41.4%)」がトップに。次いで、「副業の情報収集(38.6%)」「空き時間の捻出(28.1%)」などが続きました。
全体的に本業以外に収入を得る手段として、まずは貯蓄額を増やすことを意識しており、そのために一定数の人は資産形成に取り組んでいるようです。
調査結果詳細についてはプレスリリースをご確認ください。自分の理想的な働き方を見据えたうえで、今後のお金の使い方について改めて考える時間をつくってみてはいかがでしょうか。
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