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転職面接で実際にされた質問は?どう答えればいい?男女500人に調査|Biz Hits調べ

長澤まき

2021/04/15(最終更新日:2021/04/15)


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イメージ画像:Adobe Stock

転職活動において、合否を決める重要な判断材料となる面接。将来的に転職も視野にいれており、「どんな質問をされるのか気になる」「よく聞かれる質問を把握して、事前準備しておきたい」と考えている若手ビジネスパーソンもいるのでは?

株式会社ビズヒッツは4月13日(火)、男女500人を対象に実施した「転職の面接に関する実態調査」の結果をランキングで発表。

今後のキャリアプランや目標を見据えたうえでの、キャリアアップを目指した前向きな転職が求められている状況が伺える結果となりました。

1位は「退職・転職理由」

転職面接でされた質問の1位は「退職・転職の理由」、2位は「志望動機」、3位は「職務経歴・経験した仕事内容」。

就職活動で聞かれるような質問もありますが、職務経歴や前職での実績や失敗談など、転職ならではの質問も目立ちます。

ポジティブで前向きな回答を用意しておこう

1位の「退職・転職の理由」では、具体的には「なぜ辞めたのか」「いつ頃から辞めたいと思っていたのか」「なぜ短期で離職したのか」といった質問をされたそう。

人によっては答えにくい質問でもありますが、ネガティブで感情的な回答はマイナスイメージにつながる恐れも。

できるだけポジティブで前向きな回答ができるよう考えておいた方がよさそうです。

2位は会社・業種・職種の「志望動機」

2位の「志望動機」では、「なぜこの業界か」「たくさんある会社の中で、なぜ当社を選んだのか」など、個別の会社に対する志望動機はもちろん、異業種・職種に挑戦する場合は、業種・職種への志望動機も聞かれることがあるそうです。

また、今応募している企業ではなく、前職の志望理由を聞かれたという人も複数いたといいます。

3位「職務経歴」はより深掘りして応える

3位「職務経歴・経験した仕事内容」では、「前職の具体的な仕事内容」や「どのような立場で、どのような業務を任されていたのか」などを聞かれたそう。

経験した業務の中から転職先で活かせる内容をピックアップし、具体的な数字やエピソードを交えて答えるなど、職務経歴書の内容よりも深掘りして応えると、面接官に人物像やスキルが伝わりやすくなるといいます。

4位以下、回答のポイント

4位以下の質問についてポイントを紹介します。

・4位「自己紹介・自己PR」:短所を改善するための努力・苦手なことを克服するための工夫などを添える
・5位「今後のキャリアプラン・目標」:実現したいキャリアプラン・目標が転職先の業務内容とマッチしていれば、目標のために頑張ってくれるはずという印象を与えられるかも
・6位「資格・スキル・免許の有無」:スキルや資格を転職先でどう活かせるかまで考えておきましょう
・7位「仕事内容・労働環境についての確認」:予想していない質問をされたときに嫌な顔をしてしまわないよう、事前に対応を考えておく
・8位「入社して何ができるか」:実務能力や業務・業界への適性を伝え、短期間で即戦力になれることをアピール
・9位「前職での実績や失敗談」:仕事への取り組み方や意欲、タフさなどをアピールするチャンス。小さな実績や失敗のエピソードからでもOK

面接対策はどんなことをしている?

また、調査では54.6%の人が、聞かれそうな質問について事前に回答を準備するなど、事前に面接対策をしていたことも判明。

1人で悩む場合は、ハローワークや転職エージェントを活用して、客観的なアドバイスをもらうのもオススメだそうです。

調査結果の詳細は、同社プレスリリースにて見ることができます。

転職をする際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

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