一見難しそうな社会問題を誰にでもわかりやすく解説してくれる、ご存じ池上彰さん。株式会社NHK出版はシリーズ最新刊「おとなの教養3」を4月12日(月)に発売します。
データ経済とDXなど昨今のビジネスに関わるものから気候変動、パンデミック等といった数々の問題の解説を掲載。ビジネスパーソンが知っておくべき一般教養を身に付けるべく、目を通してみてはいかがでしょうか。
不透明で不確実な未来を生きるために必要な知識
シリーズ1作目・2作目では、普遍的教養「リベラルアーツ」と知識を駆使し、日々の出来事を捉えなおす力を伝えてきました。最新刊「おとなの教養3」では、これまでの2冊で培った力を踏まえながら、不透明で不確実な未来を生きるために必要な知識や考え方を取り上げるといいます。
今を生きる全人類に関わる「第二章 ウイルス社会と現代社会-人類は感染症を克服できるか?」では、今回の新型コロナウイルスで生じた民主主義と、人々の行動を制限する感染予防策の間に生じる矛盾について取り上げるそう。
今後も起こりうるパンデミックに備えて、感染症と現代社会の関係性を見直すとしており、誰もが自分事としてとらえて読み進むことができそうです。
ビジネスパーソンにも興味深い「データ経済とDX」
また、新型コロナウイルスの影響で急速に進むDXも取り上げられています。こちらもビジネスパーソンにとって興味深いテーマの1つではないでしょうか。
「第三章 データ経済とDX-生活や仕事はどう変わるか?」では、GAFAを筆頭にデータ経済が社会の産業構造を根本的に変え、政府も企業もデジタル化へ向け躍起になっていると説明。デジタル化によって社会の非効率なシステムが改善される一方、データの悪用といったリスクが高まっているとも。スマートフォンで個人からも膨大なデータが生み出されるようになった今、デジタル化の光と闇に目を向けています。
そのほか気候変動や、バイデン政権となっても対立を深める米中新冷戦が世界と日本に与える影響、移民の増加が見込まれる日本が欧米諸国から学ぶべきこと、なぜ格差や貧困はなくならないのかについて解説。
教養を深めることで、仕事はもちろん、顧客や営業先との雑談も深みを増すかもしれません。
価格は968円(税込)。同書の詳細はプレスリリースにてご確認ください。「おとなの教養」「おとなの教養2」とあわせて読んでみるのもいいかもしれませんね。
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