近年、よく耳にする「行動経済学」や「デザイン思考」といったワード。書籍などで概要は理解しているつもりでも、なかなか仕事に落とし込むまでには至っていない…という若手ビジネスパーソンも少なくないのではないでしょうか。
1月に誕生した特定非営利活動法人PolicyGarageは4月21日(水)~25日(日)の5日間にわたり、設立記念イベントを開催。イェール大学の成田助教授など国内外の先駆者たちが集結し、体験型ワークショップや交流会も組み込みながら、「人間志向の政策」を体感できる企画です。
地方自治体に勤める公務員のみならず、広くビジネスパーソンにとって役立ちそうな内容となっています。
地方自治体から政策を変えることを目指す
PolicyGarageは、よりよい公共政策を求める全国の仲間たちと共に自由に学び、試行錯誤し、実践することで、よりよい社会を実現するためのNPO法人。
人の行動や思考のクセを理解し、望ましい行動を後押しする「行動経済学(ナッジ)」と、ユーザー目線でサービスを見つめ直す「デザイン思考」を駆使して、地方自治体から政策を変えることを目指すといいます。
具体的には、地方自治体向けに課題解決のための研修など実施。4月からは、東京大学公共政策大学院での講義も担当するそう。
毎月主催する研究会のメンバーは500人以上。その輪は地方自治体を中心に、省庁、研究機関、民間など約100もの機関に広がっています。
デザイン思考の体験ワークショップや交流会など
イベントでは、デザイン思考の体験ワークショップや、PolicyGarageの取組紹介、協賛企業からのライトニングトーク、交流会などを開催予定。各分野の最前線で活躍する著名人との対談コンテンツも、YouTubeにて限定公開します。
行動経済学(ナッジ)・デザイン思考・EBPM(エビデンスに基づく政策立案)といったキーワードに興味のある人や、「本当に必要な人に届く政策を作りたい」という公務員、「ワクワクしながら仕事をしたい」という人などにおすすめ。
公共政策について学びを深めたい人はもちろんのこと、上記にあてはまるかも!と思った人は、参加してみてはいかがでしょうか。
【開催概要】
イベント名:行動経済学×デザイン思考×EBPMで、徹底的に人間志向な政策を体感しよう
〜2040年からのバックキャスティング〜
開催日:4月21日(水)~25日(日)
実施方法:事前の対談・インタビュー動画配信(YouTube)とライブ配信(Zoom webinar)
参加費:基本チケット3000円(早割や学割なども有)
※申込方法などはプレスリリースをご確認ください。
出典元:行動経済学×デザイン思考×EBPMで、徹底的に人間志向な政策を体感しよう〜2040年からのバックキャスティング〜【NPO法人PolicyGarage設立記念イベント】
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