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商談化率アップのために必要なこととは?営業電話に関するアンケート調査結果が公開|BizHint調べ

白井恵里子

2021/04/06(最終更新日:2021/04/06)


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イメージ画像/AdobeStock

営業パーソンとして成長していきたいと考えている人のなかには、「架電から商談につなげるためにはどうしたらいいのか」というポイントについて、常に思考し続けているという人も多いのではないでしょうか。

ビジョナル・インキュベーション株式会社は、クラウド活用と生産性向上の専門サイト「BizHint(ビズヒント)」にて、仕事中に受ける営業電話に関するアンケート調査を実施。4月5日(月)、その調査結果を公開しました。

「BizHint」会員(主に経営者・企業の決裁者)を対象に実施し、有効回答数は529件。電話営業で商談につなげるためには、何を意識すればよいのでしょうか。

「架電内容や架電元によって(商談化について)判断する」半数以上

「営業電話をきっかけに、商談を受けたことはありますか?」という質問に対して、回答者の44.1%が「ある」と回答。決裁者(114人)に限定すると、50.9%と半数以上が営業電話をきっかけに商談を受けた経験があることが分かりました。

「今後、営業電話をきっかけに商談を受ける可能性はありますか?」との問いでは、「架電内容や架電元によって判断する」との回答が58.8%を占め、電話での会話の内容やサービス内容の訴求方法が重要であることが判明したそうです。

「課題・特性を理解した上での架電」がポイント

では、架電時にどのような要素を満たしていれば、商談を受けてみたいと思うのでしょうか?

調査結果によれば、最も多く選ばれた回答は「自社や業界の課題・特性を理解した上での架電だった」(61.7%)というもの。自社が置かれている状況や課題感を事前に把握したうえでのアプローチが有効であることが判明したそうです。

その他、「コストや投資対効果などの説明が明確である」(42.4%)や、「同業他社の事例などを踏まえて提案がもらえそうだと感じた」(39.9%)などの項目も重要視されおり、"商談化率"の向上にはこのようなポイントをおさえることが必要であることが分かりました。

新社会人として営業職に就き、これから営業の実務に本腰を入れていくという人も多いでしょう。「事前準備が肝」と認識しているだけでも、スタートから周りと差をつけることができるかもしれません。

調査の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。営業パーソンとしてスキルアップを図っていきたいという人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

【調査概要】
「仕事中に受ける営業電話に関するアンケート」
対象:BizHint会員(主に経営者・企業の決裁者が登録)
調査期間:2月26日~3月10日 
回答数:529
※各比率において、項目によっては端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。

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