熊本県阿蘇郡にある南小国町。地方の小さな町である南小国町ですが、人口減少にもコロナ禍にも負けず今日も町は元気だといいます。
地方創生や地域密着型ビジネスに興味がある人はその秘密を知りたいと思うはず。そんな町おこしの奇跡である「南小国モデル」の内情を明かした「南小国町の奇跡 稼げる町になるために大切なこと」が3月、株式会社CCCメディアハウスより発売されました。
若者の姿が目立つ町、観光を軸としたヒトづくり、モノづくり、地域づくりを語る
著者は、地域が「変わりたい」という意思をもてば奇跡は起きると訴求しています。南小国町では万年赤字の物産館がわずか1年で黒字に転換し、ふるさと納税寄付額は2年で750%も増えたといいます。新型コロナウイルスに見舞われた2020年度ですら、産館の売上とふるさと納税寄付額が前年度を上回ることが確定しているとも。
町の中心部にはおしゃれなコワーキングスペースが完成し、町なかでも若い人の姿が目立つようになったというので驚きです。
同書では、地域と協同して観光地域作りを担う、観光地域づくり法人(Destination Management/Marketing Organization)ことDMOの設立準備期から3年間、同町に伴走してきた著者・柳原秀哉さんが、観光を軸としたヒトづくり、モノづくり、地域づくりを語るとしています。
今明かされる「南小国モデル」に興味がそそられますね。同じように万年赤字に悩む地方の小さな町は日本中にあるので、同町に起きた奇跡の秘密について知りたい人は多いはずです。
コロナ禍や人口減少をものともせず、地方が生き残っていくためのヒントに
具体的には、南小国町の3年にわたる取り組みを紹介。南小国版DMOである「SMO南小国」設立前の南小国町の状況や設立の準備、設立後の成果と順を追ってみていくとか。
町の人たちがどう考え、どのような行動を起こしたかを具体的に描き、地方が観光を軸に地域全体で稼ぐ方法がおのずと浮かび上がってくるとしています。地域創生や地域密着型ビジネスのヒントを得られそうですね。
またコロナ禍である今、南小国町が何を考え、どのような取り組みをしているかにも触れるとし、地方がコロナ禍や人口減少をものともせず、生き残っていくためのヒントにもなるというから注目です。
著者紹介および詳細についてはプレスリリースにてご確認ください。同書を通じ、稼げる町になるための方法を学んでみてはいかがでしょうか。
出典元:南小国町の奇跡/CCCメディアハウス
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