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【基本マニュアル】就活での履歴書の書き方は?封筒・学歴・郵送・写真など気になる内容をまとめて解説

U-NOTE編集部

2021/04/12(最終更新日:2021/04/12)


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就活時の履歴書について、どう書いたらいいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

本記事では、履歴書のサイズや志望動機を書くポイント・資格欄に書くべきことなど、履歴書に関する様々な悩みにお答えしていきます。

履歴書に関する悩みを解決して、安心して履歴書を提出できるようになりましょう。

本記事の内容をざっくり説明
  • 就活での履歴書の書き方やサイズ・写真のサイズについて
  • 就活用の履歴書に志望動機を書くポイント
  • 就活用の履歴書の資格欄に書くべきこと

 

就活での履歴書の書き方は?

履歴書の書き方にマナーがあるのか・どうすれば印象がいい履歴書になるのかなどを悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

以下では、履歴書の書き方について詳しくご紹介します。

 

履歴書で埋めるべき大枠の内容 

履歴書は大きく分けて、左右二つのページに分かれます。まずは、履歴書の左のページの書き方をご紹介します。

【履歴書Q&A】履歴書の書き方(職歴・資格・志望動機・本人希望記入欄) 2番目の画像

左のページには、作成日・氏名・生年月日・住所・メールアドレス・電話番号・学歴などを書く必要があります。

作成日は、履歴書を記入した日ではなく提出する日を書きます。メールで提出する際は、メールを送る日を書きましょう。郵送で履歴書を提出する際は、ポストに入れる日を書きます。

作成日は、最新の情報であることを示すためのものなので忘れずに書きましょう。

氏名は、大きく読みやすい字で書くことをおすすめします。氏名の上には「ふりがな」を書く欄があるのではないでしょうか。「ふりがな」とひらがなで書かれていたら、ふりがなはひらがなで書きます。「フリガナ」とカタカナで書かれていたら、カタカナでフリガナを書いてください。

住所には自分の住所を間違いがないように書きましょう。企業からの郵便物が正しく届かなくなる可能性があるからです。現住所と連絡先の住所が同じ場合は「同上」と書きましょう。

携帯電話番号やメールアドレスも、連絡先として重要なので間違わないよう注意し、何度も確認することをおすすめします。

学歴は自分の学歴を嘘なく書き、必ず正式名称を書く必要があります。例えば「東大」なら「東京大学」、「京大」なら「京都大学」のように略した名称は使わないでください。

次に履歴書の右のページの書き方をご紹介します。

【履歴書Q&A】履歴書の書き方(職歴・資格・志望動機・本人希望記入欄) 3番目の画像

右のページには、資格・免許・通勤時間・扶養家族数・志望動機・自己PR・配偶者の有無・本人希望記入欄などがあります。

資格・免許は、資格や免許を取った時期を書く必要があります。どうしてもわからない場合は、空白にしても大丈夫です。学校で受けたTOEICのテストも資格になるので忘れずに書くようにしましょう。

もし、資格・免許をたくさん持っているなら、資格・免許欄が大きい履歴書を選ぶことをおすすめします。もしくは、重要度の高そうな資格だけを抜粋して書くのもいいでしょう。

通勤時間を書く際は、5分単位で書きましょう。例えば23分電車でかかる場合は、電車25分と書きます。電車や徒歩で合わせて1時間23分かかる場合は、「電車、徒歩1時間25分」と書きましょう。通勤手段を書いていると正確に情報が伝わるのでおすすめです。

何らかの理由があり通勤時間がわからない場合は「ー時間ー分」のように横線を書きましょう。横線を書くことで、書き忘れではないことが伝わります。

「扶養家族数ってなんだろう」と思っている人もいるのではないでしょうか。扶養家族とは、自分の収入で養っている家族のことをいいます。新卒生の場合は「0人」であることが多いでしょう。

志望動機・自己PRは、企業の人が最も注意しているポイントです。企業の理念に共感したから・商品が好きだからなどのありふれた志望動機よりも魅力的な志望動機を書けるように考えておくことをおすすめします。

配偶者の有無とは、結婚しているか否かを尋ねる項目です。結婚していなければ「無」に丸をつけましょう。

本人希望記入欄は、特に書くことがない場合は「貴社の規定に従います」と書きましょう。「特になし」と書くのはやる気が無いように見えてしまいます。

働く場所や勤務時間の希望があれば、本人希望記入欄に書くことをおすすめします。

 

履歴書は手書きで書くべき?PCで作成するべき?

履歴書は手書きで書くべきなのかPCで作成するべきなのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

特に指定がなければ手書きでもPCでも問題はありません。どちらかといえば、新卒の就職面接の場合は、手書きの履歴書を提出することが一般的です。

しかし、最近の就職活動ではPCで作成したものをメールで送信する場合や、プリントアウトしたものを持っていく場合が多い傾向があります。特に、コロナウイルスの影響により、就活もオンライン化が進んでいるため、データでやり取りするケースも増えるでしょう。

また、IT業界に就職をしたいならパソコンの操作ができることをアピールするためにもPCで作成することをおすすめします。

業界の慣習や文化に合わせて、手書きかデータか選択するのが賢明です。

まずは、PCで作成しておき、手書きのものを提出する必要がある際には、PCで作成したものを見ながら手書きで作成することで、ミスのない履歴書が作りやすいでしょう。

 

就活で使う履歴書のサイズは?

「履歴書で大きいものと小さいものがあったけれど、どっちがいいんだろう」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

また、履歴書を市販のものではなくダウンロードしたものをコピーして使おうとしている人もいるでしょう。

履歴書のサイズには、A4・B5の2つのサイズがあります。市販で売られているものは基本的にはB5サイズのものがほとんどです。

A4・B5のどちらのサイズを使っても問題はありません。

ビジネス書類ではA4サイズが多いので、履歴書もA4を選ぶ人が増えてきています。A4サイズはB5サイズに比べると大きいので、自己PRや志望動機などをたくさん書きたい人におすすめです。

もっと履歴書のサイズについて知りたい人は「履歴書のサイズはA4・B5どちらでもOK?【履歴書の選び方】」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

就活の履歴書に貼る写真のサイズは?

「就活用の写真を取りに行かなければいけない」と焦っている人もいるでしょう。

就活用の写真はサイズを間違ってしまうと取り直さなければいけないので注意しましょう。

履歴書の写真のサイズは「縦36mm〜40mm、横24〜30mm」です。

証明写真機で取る場合は「縦4cm×横3cm(縦40mm×横30mm)」「履歴書用サイズ」を選択してください。

就活用の写真は第一印象を左右する大切な写真です。そのため、服装・髪型・メイクも好印象を残せるものにすることをおすすめします。

もっと履歴書の写真について知りたい人は「【履歴書写真マニュアル】履歴書写真の撮り方の正解とは?服装・髪型はどうする?」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

就活用の履歴書に志望動機を書くポイント

「履歴書の志望動機って何を書いたらいいのだろう」と悩んでいる人もいるのではないでしょか。

以下では、就活用の履歴書に志望動機を書くポイントをご紹介します。企業の人の目を引くような「志望動機」を書けるようになりましょう。

 

ポイント1.結論→理由→結論の順番で書く

就活用の履歴書に志望動機を書くポイントの1つ目は、結論→理由→結論の順番で書くことです。

採用担当者は何百もの履歴書を読んでいます。そのため、一文目で履歴書の良し悪しを判断することもあります。

結論を先に書くことで、採用担当者に自分をアピールして「もっと知りたい」と思わせる必要があります。

結論を先に述べ、その詳細を書くことで本当に自分の経験であることを伝えましょう。

信憑性を高めた後結論をもう一度書き、伝えたいことを最後にひと押しすることが鉄則です。

 

ポイント2.原体験とビジョンを明確にする

就活用の履歴書に志望動機を書くポイントの2つ目は、原体験とビジョンを明確にすることです。

自分の実際の経験を書き、成長したことや将来したいことなどを書くと、面接官は就活生が働いているイメージを想像できるようになります。また、自分がどのように企業の役に立てるのかをアピールできるのもビジョンを書く利点です。

大げさすぎる目標を書くよりも、明確なビジョンを書くことをおすすめします。

 

ポイント3.ムダな内容は省く

就活用の履歴書に志望動機を書くポイントの3つ目は、ムダな内容は省くことです。

履歴書の志望動機欄には限りがあるので、ムダな内容を書くスペースはありません。

本当にこの文は必要なのか・他のことを書いたほうがいいのではないかなどをギリギリまで推敲しましょう。

可能であれば、親や先輩、友達に読んでもらって意見をもらうことをおすすめします。

 

就活用の履歴書に自己PRを書くポイント

以下では、就活用の履歴書に自己PRを書くポイントをご紹介します。

自己PRを書くためには、徹底した自己分析が必要になります。何が得意なのか、何ができないのか、今まで何をしていたのか、好きなこと、嫌いなことなど様々なことを分析しましょう。

自己PRでは、ただ単に長所を書くだけではありません。自分の長所の中でも、企業の欲しい人材であることをアピールできる長所を書く必要があります。

また、自己PRで複数個の長所を書くと、一つひとつの長所のインパクトが弱くなってしまいます。そのため、長所はひとつに絞って詳しく書くことをおすすめします。

ひとつの長所を具体例を交えて詳しく書き記し、面接官に納得してもらえるような自己PRを書きましょう。

自己PRについてもっと知りたい人は「自己PRの構成はどう作る?作成する5つのポイントを紹介【就職・転職用】」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

就活用の履歴書の資格欄にはどんなものを書いたらいいの?

「履歴書の資格欄に何をかけばいいのかわからない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。たくさん資格を持っていて、どれを優先的にかけばいいのかわからない人もいるでしょう。

以下では、就活用の履歴書の資格欄に書いておきたい資格や履歴書の取得年月日がわからない場合の書き方などをご紹介します。

 

履歴書に書いておきたい資格

資格を数個ほどしか持っていない場合は、持っている資格を全部書いても問題はありません。資格は頑張った証なので、誇りを持って書くことをおすすめします。

しかし、あまりにもレベルが低い資格を書いていると「もっと上の資格を取るために努力はしなかったの?」と思われるので注意してください。

例えば「英検5級(中学初級程度)」と書くと、「英検4級や3級などはどうして受けなかったの?」と聞かれる可能性があります。

「英検を持っているけれど、書いても恥ずかしくない級はどのくらいなの?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

英検は、2級以上から評価されるといわれています。英検2級は高卒程度の英語力はあると評価されるので、英語力があることをアピールしたい場合は、もう少し上の級まで取得しておくといいかもしれません。

また、TOEICは英語を使う仕事でない場合は、600点以上で評価されます。英語を使う仕事の場合は、700〜800ほどのスコアが必要とされます。

その他、車の免許やIT系の資格など仕事に役に立ちそうな資格を書くと、自己PRに繋がるでしょう。

 

履歴書の取得年月日がわからない場合

昔取った資格の資格取得証明書が見つからない場合、履歴書の取得年月日がわからないこともあるでしょう。

どうしてもわからない場合は、取得年月日の項目を空白にして出しても問題ありません

しかし、国家資格の取得年月日の項目を空白にするのはNGです。国家資格は、資格証明書のコピーを企業に提出することが義務付けられており、紛失してしまって所得日がわからないと言えるものではありません。

もし、国家資格の資格証明書をなくした場合は資格証明書を再発行する必要があります。もしなくした場合は、履歴書を準備する段階で、再発行をしておきましょう。

 

取得前の資格について記載するのも方法

「まだ資格を取得はしていないけれど勉強をしていることをアピールしたい」という人もいるのではないでしょうか。

履歴書の資格欄には取得前の資格について記載できます。

例えば「現在 国家公務員資格取得に向け勉強中」と書いて自分が努力していることを相手に伝えてもいいでしょう。

ただし、本当に取ろうとして勉強している資格を書くようにしてください。選考が進んだ際や、内定前に「履歴書に書いてあった勉強中だった資格は、取得したの?」と聞かれて、しどろもどろになっていてはマイナスのイメージになりかねません。

就活では、自分を大きく見せすぎたり、見栄を張ったりせず、誠実に伝えることが大切です。

 

就活用の履歴書の学歴・職歴には何を書いたらいいの?アルバイトの経験は書くべき?

「アルバイトは職歴に入るのか・学歴はどうやって書けばいいのか」など学歴・職歴欄の書き方がわからない人もいるでしょう。

学歴は、原則略すことなく正式名称を書く必要があります。例えば、「〇〇高校」と省略して書くのではなく「〇〇県立〇〇高等学校普通科」と正式名称を書きましょう。

また、最終学歴のひとつ前の学歴から、「入学」「卒業」を書く必要があります。例えば最終学歴が大学の場合、小学校、中学校は「卒業」と書き、高校、大学は「入学」「卒業」を2行に分けて書きます。

大学に在学中の場合は、「〇〇大学〇〇学部〇〇学科入学」と書いた下の段に「現在、同大学第四学年在学中」と書きましょう。

職歴がない場合は「職歴」と書いた下の段に「なし」と書きます。

アルバイトの経験も大切な経験なので、書いてもいいでしょう。ただし、何度もバイトを辞めたり始めたりしている場合は「飽き性なのでは」と思われる可能性があるので書くのは避けることをおすすめします。

 

就活用の履歴書の趣味・特技には何を書いたらいいの?

趣味・特技の欄に何を書けばいいのか悩んでいる人もいるでしょう。

趣味・特技欄には自分の趣味とその説明を書くと自分の人柄を知ってもらえるので、簡単でいいので説明文を書くことをおすすめします。

空白にしたり「特になし」と書いたりするのはできれば避けておきましょう。企業の人に自分のことを知ってほしいという思いが欠けていると思われる可能性があります。

もっと趣味・特技の欄について詳しく知りたい人は「【履歴書・例文】人事の目に留まる「特技」の書き方・見つけ方」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

就活用の履歴書で書き間違いをしてしまったときはどうする?

手書きで履歴書を書いていると「間違ってしまった!」ということも起こるでしょう。

そんなときに使いたくなるのが「修正ペン」ですが、履歴書を修正ペンで直すのはなるべく避けましょう。履歴書作りを真面目にやっていない・手を抜いていると思われる可能性があるからです。

二重線を引いて訂正印を押すのも、同じ理由で辞めておいたほうがいいでしょう。

履歴書を書き間違った場合は、時間がかかってしまいますが、新しく書き直すことをおすすめします。

履歴書の書き間違いの対処法と予防策を知りたい人は「【履歴書の訂正】訂正印の使用はOK?履歴書の書き間違いの対処法と予防法」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

就活用の履歴書を郵送するときの封筒の書き方は?

「封筒の書き方のマナーを知らない」という人もいるのではないでしょうか。

封筒の表の左下には「履歴書在中」/「応募書類在中」と赤色で書く必要があります。

また、封筒の表には宛先・宛名を間違えることなく丁寧に書き記しましょう。間違えてしまうと、履歴書が届かないという危険な事態を招いてしまいます。

会社や部署など個人宛ではない場合は「御中」と、役職や担当者個人宛ての場合は「様」を使います。

封筒の裏には、忘れずに自分の住所・名前を書きましょう。万が一、トラブルが合った際に自分のところに封筒が戻ってくるために書きます。

履歴書を送る際の封筒は、 A4サイズが入る「角形2号」または「角形A4号」を選びましょう。封筒の色は白色を選ぶのが基本です。

もっと封筒のマナーについて知りたいという人は「【履歴書】履歴書を郵送する際の「封筒の書き方」」を参考にしてみてはいかがでしょうか。画像付きで解説しているので、封筒の書き方を知らない人でも簡単に封筒のマナーを押さえられます。

 

 

就活用の履歴書の送付状(添え状)の書き方は?

履歴書や職務経歴書を送る際には、履歴書や職務経歴書だけではなく「添え状」を書く必要があります。

送付状(添え状)は、封筒の中に入っている書類の種類や枚数などを記載するものです。

挨拶文・応募ルート・応募書類の中身・応募の動機や自己紹介・面接の依頼・頭語・結語などを書く必要があります。

添え状は自己PRや実績をアピールする機会なので、忘れずに添え状を書くようにしましょう。

添え状の書き方をもっと詳しく知りたい人は「【例文あり】履歴書・職務経歴書の送付状(添え状)の書き方6構成と、送り方」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

就活用の履歴書を書く前に項目を把握しておこう

本記事のまとめ
  • 履歴書で埋めるべき内容を間違いがないように丁寧に埋める
  • 履歴書の写真のサイズは、「縦4cm横3cm」のもの
  • 履歴書だけではなく、添え状や封筒にも気を配る

本記事では就活の必須資料である履歴書の書き方や、履歴書に関するよくある悩みへの回答などを詳しくご紹介しました。

履歴書は、自分をアピールするための大切な書類です。間違いがないように丁寧に書くことをおすすめします。

本記事を参考に、企業の人に好印象を持ってもらえる履歴書を書いてみてはいかがでしょうか。
 

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