DX時代を生きるビジネスパーソンとして、エンジニアや技術職ではなくても、AI等に関する基本的な知識は身に付けておきたいもの。しかし、「何をどう学べばいいのかわからない」「費用が発生するのはハードルが高い」と一歩踏み出せないでいる若者は多いのでは?
日本ディープラーニング協会(JDLA)は3月30日(火)、ビジネスパーソン全体のリテラシー向上を目指し、受講料無料の新講座「AI For Everyone」を開講すると発表しました。
5月6日(木)10時より、全てのビジネスパーソンに向けた新講座の提供をスタート。また、それに合わせてG検定のシラバスを改定するそうです。
基本や活用を学ぶオンライン講座、全6回
新講座は、AIについての基本的な概念や知識、活用を学び、理解を深めるビデオ形式のオンライン講座。
「データ×AI」活用を目指す企業において、経営層から新入社員まで、あらゆるビジネスパーソンに役立つ内容で構成されています。
スタンフォード大学のAndrew Ng氏による非エンジニア向けのオンラインAI講座「AI For Everyone」をベースに、日本における活用事例等の新要素を追加した特別講義です。
授業は全6回、合計6時間程度の内容。無料で受講できますが、受講修了証の発行を希望する場合は、別途費用が発生するそうです。
【新講座 AI For Everyone概要】
・受講開始日(申込開始日):5月6日(木)10:00
・受講資格:制限なし
・実施概要:オンラインでのビデオ講座(全6回)
・想定学習時間:合計約6時間
・受講費用:無料
時代に合わせて「G検定」のシラバス改定
あわせて、2021年7月実施予定の試験「G検定2021#2」より新シラバスを適用。
「データ×AI」の活用を企画・推進する上で重要となるAIプロジェクトの企画や推進、評価に関する項目等を組み込み、より実践的内容を充実させることで、ディープラーニングのビジネス活用促進を支援していくそうです。
DX活用を理解するための情報サイトも公開
また、ビジネスパーソンにディープラーニングのビジネス活用をより理解してもらうために、「DL(Deep Learning)for DX(Digital Transformation)」をテーマとした情報サイトを公開。
初回コンテンツとして、AI研究の第一人者であり、同協会の理事長でもある松尾豊教授と、数々の企業でAIによるDX推進に取り組む野口竜司さんによるスペシャル対談を公開しています。
時代に求められるAIの基礎知識を無料で学べる貴重なチャンスを活用して、ビジネスパーソンとしてキャリアアップしてみてはいかがでしょうか。
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