この春から社会人デビューする人、新天地での生活が始まる人、気持ちを引き締めて新しいスタートを切りたいと思っている人もいるでしょう。
新しい環境は大きな変化にさらされるタイミングでもあります。そんな変化に飲み込まれず、乗りこなせる強い気持ちを保つには、どうしたらよいのでしょうか。
株式会社講談社は3月23日（火）、書籍『自衛隊式セルフコントロール』（二見 龍・著）を発売しました。
逆境に負けないセルフコントロールを取り上げた本は、ビジネスの現場はもちろん、困った時、苦しい時、ピンチの時…普段の日常生活においても、きっと役に立ってくれるのではないでしょうか。
災害救助の現場に精通した著者
著者の二見 龍さんは、陸上自衛隊の第40普通科連隊長、東部方面混成団長などを歴任した経験豊富な元自衛隊幹部。2011年の東日本大震災では、支援現場の部隊の運用に携わり、災害救助の現場にも精通しています。
著者によると、危険地帯や災害現場で自衛隊が安全かつ確実に活動できるのは、「絶体絶命の場面でも、冷静に最善手を打てるよう、自己管理術を徹底して身につけているから」。日ごろの訓練の賜物ということですね。
自衛隊で鍛え上げた自己管理のノウハウ
同書では、著者が自衛隊で鍛え上げた自己管理のノウハウを、日常生活でも応用できるように紹介しています。
自衛隊では、入隊と同時に、集団行動を支える躾とルールを徹底的に叩き込まれます。そうした「自衛隊式の考え方、意識の持ち方」「手順やルール」は、自己管理能力を鍛え、それはピンチの時を乗り切る強さにつながるのだといいます。
同書の目次を挙げると、「自衛隊生活が始まる時から徹底されること 躾（しつけ）編」「セルフコントロール 回復・解除編」「日常生活における習慣化」「ビジネスに役立つ自己コントロール」など。
AdobeStock
逆境に負けないための技術「セルフコントロール」のメソッドは、私たち日常生活やビジネスといった、さまざまな場面で活用できるといいます。
“自衛隊”と聞くと、なんとなく遠い存在に感じる人も少なくないかもしれませんが、特殊な環境下でもとっさに判断して行動できる力は、これから先何があるかわからない不透明な時代の今こそ、すべての人が身につけたい力のひとつなのではないでしょうか。
『自衛隊式セルフコントロール』（1350円・税別）は、Amazonなどで購入可能。逆境に強くなりたい人は、手に取ってみては。
詳細については、同社プレスリリースをご確認ください。
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