「仕事もプライベートも大切にして、人生を楽しみたい!」と思っている人は多いのでは?しかし、そんな理想の生き方を、どうすれば実現することができるのでしょうか。
国連は3月20日(土)、世界149カ国・地域を対象とした「幸福度ランキング」を発表。北欧・フィンランドが4年連続で世界一位を獲得しました。
やりたいことをやりつつも、ゆとりのあるフィンランド流の働き方&生き方の秘訣とは?フィンランド人の働き方を紹介する書籍「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか?」に今、注目が集まっています。
ゆとりある働き方と生産性を両立
有給消化率100%・1人あたりのGDPは日本の1.25倍・在宅勤務3割・夏休みは1カ月。首都・ヘルシンキはヨーロッパのシリコンバレーと呼ばれる一方で、2019年にワークライフバランスで世界1位を獲得したフィンランド。
同書は、フィンランド大使館の広報を務める著者が、フィンランドの働き方や考え方について解説した一冊です。
コロナ禍により働き方が急激に変化する中、フィンランドの働き方・生産性に注目が集まっており、同書は累計6万部を突破。また、「読者が選ぶ『ビジネス書グランプリ2021』部門賞(イノベーション部門)」にも選ばれるなど、人気を博しています。
ワークライフバランスの参考に
効率良く働くためにもしっかり休むフィンランド人は、仕事も、家庭も、趣味も、勉強も、なんにでも貪欲なのだそう。でも、睡眠は7時間半以上。やりたいことをやりつつも、ゆとりのある働き方・生き方をしているといいます。
その働き方・考え方の全てを真似することは難しいかもしれませんが、ワークライフバランスやゆとりの部分では、私たちが参考にできる習慣が大いにあるそうです。
例えば、「残業しないのが、できる人の証拠」「16時をすぎるとみんな帰っていく」「1日2回のコーヒー休憩でコミュニケーションをとる」など。
また、フィンランドの有名企業13社が提唱した「『よい会議』のための8つのルール」は、とても効率が良くシンプルで、すぐにでも実践できる内容です。
【目次】
・第1章 フィンランドはなぜ幸福度1位なのか
・第2章 フィンランドの効率のいい働き方
・第3章 フィンランドの心地いい働き方
・第4章 フィンランドの上手な休み方
・第5章 フィンランドのシンプルな考え方
・第6章 フィンランドの貪欲な学び方
働き方が大きく変わっている昨今。幸福度世界1位のフィンランド流の働き方・考え方を参考に、これからの仕事への向き合い方のヒントを探ってみてはいかがでしょうか。
【フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか】
・出版元:ポプラ社
・著者:堀内都喜子氏
・ページ数:223ページ
・定価:本体860円(税別)
・ISBN:978-4-591-16590-4
出典元:ポプラ社/フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか
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