かつては旅のお供として親しまれていた「駅弁」も、いまはデパートやスーパーでも気軽に購入できるものもあります。在宅勤務のお供に購入して、旅行気分を楽しんでいる人もいるかもしれませんね。
実はこの「駅弁」の開発秘話には、ビジネスのヒントになるエピソードが詰まっていることをご存じでしょうか。
株式会社天夢人は、「旅鉄Biz003 名物駅弁秘話 苦境を乗り越えた会心のアイデア」を刊行しました。
駅弁のヒットに隠された会心のアイデアを取材
駅弁各社は、乗用車の普及と列車の高速化の影響によって苦境に立たされながらも、全国規模のヒットを飛ばす商品を生みだしているそうです。
そこで同書では、人気駅弁の歴史を紐解いていくことで、その人気の裏側にあった、一発逆転のビジネスヒントとなる会心のアイデアの数々を紹介。
地域型の経営スタイルでありながら、全国規模でヒットした駅弁の裏側にある、発想のヒントや、販売方法の転換、地域への貢献、真摯に駅弁づくりに向かう姿勢などに、ビジネスヒントを探る1冊だとしています。
人気駅弁ごとに転機エピソードが満載
著者は、駅弁マークを発行している「一般社団法人日本鉄道構内営業中央会」で事務局長を長年務め、多くの駅弁会社と関ってきた沼本忠次さん。
全国14個の人気駅弁を軸に、会社の成り立ちや、人気駅弁の誕生秘話、ビジネスの転機となったできごと、駅弁に取り組む姿勢などのエピソードをふんだんに紹介したといいます。
駅弁の掛け紙に"駅弁マーク"を記すことができるのは「一般社団法人日本鉄道構内営業中央会」の会員の駅弁だけですが、東日本大震災でこの会員らによる食料提供支援があったエピソードも記載。
「これから地域密着型のビジネスを立ち上げ、ゆくゆくはそれを全国にも広めていきたい」といった夢を持つ若手ビジネスパーソンなどは、駅弁ビジネスから発想のヒントなどが得られるかもしれません。
【書籍概要】
発売日:3月17日
仕様:四六判
頁数:200ページ
定価:1400円(税別)
※詳細な内容は同社プレスリリースをご確認ください。
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