最近では携帯で手軽に始められるものも増え、若い人たちの間にも浸透しつつある株や投資。FX(外国為替証拠金取引)に興味のある人も多いのではないでしょうか。
今すぐ始めるわけではなくても、将来の選択肢の1つとして考えている人に参考になりそうな調査結果が発表されました。
株式会社RUNWAYSは2月、男女1000人を対象に「FXを始めたきっかけや元手資金についての意識調査」を実施。3月8日(月)にその結果を公開しました。
FXを始めたのは20代が最多。理由は「貯金・資産を増やすため」
同社によると、金融商品の中でもとりわけ少ない資金で始められるFX。FXを始めたきっかけについて尋ねると、「貯金・資産を増やすため(26.30%)」という理由が1位に。これは主に、多少経済的に余裕のある人が余剰資金を元手に資産運用を始めるパターンだといいます。
一方、2位の「小遣い稼ぎ・生活費をカバーするため」という理由ですが、こちらは経済的にあまり余裕のない人が少ない資金を元手にして、足りない生活費や娯楽費を補おうとするパターンだそう。同じ「お金を稼ぎたい」という理由は変わりませんが、背景は違うようですね。
また「FXを始めた年齢は?」との問いには「20代」が48.00%と最多となりました。
大学生や社会人になりたての頃は、経済やお金に関する知識・情報が数多く入ってくるので、自然と投資に興味を持つ人も多いと、同社は分析。経済的に少し余裕が出てくる30代とあわせると、比較的若いときにFXを始める人が多いようです。
元手は「10万円以上20万円未満」からスタートする人が最多
では実際にFXを始める人たちは、どれくらいの元手で始めているのでしょうか。
元手いくらでFX取引を始めたのか尋ねると、最初の元手資金は、20万円未満という人が半数を占めていたとか。「10万円以上20万円未満」が29.10%と最多で、次いで「1万円以上5万円未満」が14.40%という結果になりました。
「1万円未満」も4.20%、「5万円以上10万円未満」も9.20%おり、少ない資金でFXを始めた人が多いのが印象的とのことです。
「ある程度資金が溜まったらチャレンジしてみようかな」という人は、元手の調査結果を参考に計画を立ててみてはいかがでしょうか。
そのほか、調査結果の詳細についてはプレスリリースでご確認ください。20代、30代で始める人が多いというFXについて、同調査結果を参考にリサーチや勉強を始めてもいいかもしれません。
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