少しずつ、春めいた空気を感じられるようになってきました。
今年は職場の人たちや友人などを集めた大勢でのお花見は難しそうですが、コロナ禍で打撃を受けている酒業界や飲食店業界は、この情勢下でもお花見を楽しめるよう、さまざまなサービスを打ち出しています。
この記事では、3月第1週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」のなかから、お花見気分を味わえそうなサービス・商品に特化して紹介。
窓から見える桜を愛でながらオンライン飲み会をするなど、工夫次第で今年もお花見気分は味わえそう。しかも、それが業界支援につながるのなら、チェックしない手はないのではないでしょうか。
日本酒とお料理のサブスク「酒ツーリズム」花見酒セット
アーケードトーキョー株式会社は3月4日(木)より、サブスクリプションサービス「酒ツーリズム」の3月商品として、「今年はやりたい、花見酒」の販売を開始。桜にちなんだお料理、花酵母を用いた厳選日本酒、桜の花を詰め合わせたセット商品です。
日本酒は、山梨県の武の井酒造から「青煌」「武の井」を用意し、フルコースではスペシャルアイテムとして桜もセットにしてお届け。
自宅に桜を飾り、桜にちなんだ料理やお酒を楽しむ…この方法なら、天候にも左右されず、いつでも思い立った時にお花見気分が楽しめそうです。
出展元:アーケードトーキョー株式会社
「米のふる里新酒まつり2021 in庄内町」
山形県の庄内町は、同町の酒蔵「鯉川酒造」「佐藤佐治右衛門(やまと桜)」の新酒や限定酒を楽しめるオリジナルセットの販売を、3月10日(水)まで400セット限定で行っています。
3月20日(土)には、購入者に向け、蔵元である鯉川酒造の佐藤一良社長と、やまと桜の佐藤元代表社員の2人をゲストに招いた無料オンラインイベントも配信予定。
今回販売した日本酒の紹介やおすすめの飲み方などを蔵元から直接聞けるチャンス。当日は視聴者向けに、庄内町の特産品が当たる豪華抽選会も予定しているとか。
販売商品は、「まぼろしの逸品セット」(限定50セット/2500円)、秘蔵の熟成酒飲み比べセット(限定200セット/4000円)、佐藤杜氏 入魂の逸品(限定80セット/4500円)、および庄内町の地酒飲み比べ新酒セット(限定70セット/4000円)。
近所の桜を愛でながら、普段は入手することのできない貴重な日本酒を堪能してみるのも楽しそうです。
出典元:庄内町観光協会
自宅に届く新しい花見体験「SAKURA CHILL HOME」
桜の木をモチーフにした升「桜升 一本桜」と佐賀の日本酒が自宅に届くクラウドファンディングプロジェクト「SAKURA CHILL HOME(サクラチルホーム)」が、3月3月(水)よりCAMPFIREにて実施中です。
企画の元となるチルアウトバー「SAKURA CHILL BAR by 佐賀」は、2018年より、東京・表参道や佐賀県内にて毎年開催。大きな桜の木と花びらを敷き詰めた"桜プール"を設置した会場で、日本酒「佐賀ん酒」の飲み比べや、名産おつまみを楽しむことができる期間限定バーです。
今回プロジェクトでは、このサクラチルバー専用に制作した「桜升 一本桜」や佐賀の日本酒にくわえ、佐賀のアーティスト手掛けたアートポスターや佐賀の名産おつまみなどもリターン品として用意。
職場の人や取引先との話題づくりにも一役かってくれそうな体験を、今年は取り入れてみてはいかがでしょうか。
出典元:佐賀県
地酒「横笛」春の頒布会
長野県諏訪市にある日本酒蔵・伊東酒造株式会社は、3月より、地酒「横笛」を毎月異なるテーマで楽しめる「春の頒布会」を開始します。
3月から5月の各月に、テーマに沿った日本酒を自宅にお届け。定番酒のほか、季節商品やこの頒布会でしか飲めない限定のお酒、頒布会限定企画を用意しており、現在会員募集中。
コースは、1800mlコース(1万8700円)と720mlコース(1万2100円)から選ぶことができます。
初めて横笛を飲むという人にも気軽に試してもらえるよう、期間は3カ月という短期間に設定したとか。
お花見だけでなく、日々の楽しみのひとつにもなりそうな予感です。
出典元:伊東酒造株式会社
アークヒルズ「さくらグルメフェア2021」
桜の名所として知られるアークヒルズ(東京都港区)では、3月20日(土)から4月11日(日)の期間中、人気飲食店16店舗のテイクアウトを楽しめる「さくらグルメフェア2021」を開催します。
さくらの風味を楽しめる和洋のスイーツをはじめ、桜エビや春野菜を使ったピザやパスタなど、20品以上をラインナップ。
また、サントリーホール屋上にある庭園「ルーフガーデン」を、桜の時期にあわせ特別に公開。飲食の持ち込みもできるそうなので、テイクアウトした料理をここで楽しむのも良さそうです。
出典元:森ビル株式会社
なお、各サービス詳細については各社プレスリリースにてご確認ください。職場で「今年のお花見、どうする?」と聞かれても、これで安心。「こんな楽しみ方があるそうですよ」と教えてあげると、あなたの印象もぐっとアップするかもしれません。
【関連記事】
とにかく全部、たのしそう!2月第4週「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ
「支援っていっても、自分も余裕ないしな…」この記事のタイトルを読んで、こんな風に思った人もいるのではないでしょうか。 この記事では、2月第4週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支...
"参加型"もラインナップ!2月第3週「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ
「会えないなら、オンラインで」から始まり、コロナ禍での私たちの生活は、叶わないことに対する代替策で溢れるようになりました。 「お店で食べられないなら、お取り寄せで」「オフラインで売る手立て...
そのアクションが手助けに!2月第2週「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ
「コロナ禍で打撃を受けている業界を応援したい」「医療従事者に感謝の気持ちを伝えたい」と思ってはいても、なかなかその気持ちを行動に移すことは難しい。 そもそも「どのようなアクションを起こせば...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう