「仕事をするなら自分に合ったことをしたい!」と思うのは当然でしょう。でも、実際に「これが私の天職だ」と胸を張って仕事をしている人がどれほどいるでしょうか。
若手ビジネスパーソンにとって参考になりそうな意識調査の結果が発表されました。皆、自分に合った仕事をしていると思っているのか?自分の能力を仕事に活かせていると思っているのか?もしそうであれば、そうなるにはどうしたらいいのか?といったことに関する調査です。
Indeed Japan株式会社は、全国の15~64歳の男女を対象に、仕事に対しての考え方や、自身の能力や可能性に関する意識調査を行いました。
85%が「世の中には自分に合った仕事がある」と思っている
「まだ出会ったことのない仕事」や「自分がまだ気づかない可能性」をテーマに、全国の15~64歳の男女約1200人を対象に、「仕事や自身の能力に関する意識調査」を実施。
その結果、約3人に1人が「今の仕事は自分に合っている」とは感じていないことが明らかに。特に20代でその割合が高く、約4割が該当したとか。
また、世の中の仕事に対する期待や可能性については、85%が「世の中には自分に合った仕事がある」と思っていることが明らかに。
「自分の能力を仕事で発揮できている」という人は36%
仕事に自分の能力は活かせているかどうか尋ねたところ、「自分の能力を今の仕事で発揮できている」と答えた人は36%にとどまっていました。
「自分の能力や性質を今よりももっと仕事に活かしたい」という人が62.1%にのぼり、「自分でも気づけていない、仕事に活かせる自分の能力や性質を知りたい」と述べた人も68.5%と、多くの人が仕事に自身の能力を活かしきれていないと不満に思っているようです。
積極的に行動してきた人の約8割は「今の仕事は自分に合っている」
一方、実際に「自分に合っている」と胸を張れる仕事に出会えた人は、今の仕事に不満を持っている人と何が違うのでしょうか?そこには自分に合った仕事に出会うために積極的に動いたか否かが大きくかかわっているようです。
「自分に合った仕事に出会うために積極的に行動してきた」かどうかを尋ねたところ、「積極的に行動してきた」と回答した人の77.5%が「今の仕事は自分に合っている」と答えたといいます。
77.1%が「今の仕事は自分の力を活かせる」、75.3%が「自分が得意なことを仕事にしている」、64.8%が「自分が好きなことを仕事にしている」と感じていることがわかったそう。
同調査の結果を見る限り、色々な仕事について知るべく積極的に行動することが、自分らしくいられる仕事に出会う方法の1つといえそうです。
アルバイトやインターンで自ら経験するのはもちろん、日頃からアンテナを張り、興味ある業種の人から話を聞く機会を設けるなど、若いうちから積極的に動くことが、将来の自分のキャリアへの投資となりそうです。実際に自分らしい仕事に就いている人たちにならい、今すぐ行動を起こしてみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
・調査主体:Indeed Japan株式会社
・調査対象:全国の15~64歳の男女 1236人(うち有職者※ 939人)
・調査方法:インターネット調査
・調査時期:2021年2月10日(水)〜2月12日(金)
そのほかの調査結果など、詳細についてはプレスリリースでご確認ください。
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