仕事をしていると、どうしても人との関わり合いがあり、時には困った事態に陥ったり、無理なお願いをされたりすることもあります。ただ、気弱な人であればあるほど断りにくいもの。「人間関係にヒビを入れることなく円満に、相手に言いたいことを伝えられないだろうか」と悩んでいる人も少なくないでしょう。
株式会社主婦の友社は3月1日(月)、書籍『気弱さんのための言いにくいモノの言い方』を発刊しました。
同書の監修は、書籍『話し方で 損する人 得する人』『超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける』などのベストセラーの著者で、話し方・コミュニケーションの達人・心理カウンセラーでもある五百田達成さんが担当。
「予算の少ない仕事を引き受けてほしい」「上司からのSNSの友達申請を断りたい」といった職場や、「立て替えたコーヒー代を返してほしい」「列に割り込んだ人に注意したい」といった日常のシーンまで、幅広いケースにおける「言いにくいひとこと」を角を立てずに言う方法がわかる本です。
ガマンして溜め込みがちな「気弱さん」
大人になると、どうしても避けて通れないのが、言いにくいことを言わなければならない場面。しかし、誰でもズパッと言いたいことを言えるものでもないでしょう。
特に自分の都合より、相手の気持ちに配慮しがちな繊細でやさしい「気弱さん」にとっては、空気が悪くなったり、人間関係がギクシャクしそうで言うのをためらって、ガマンしたり溜め込んでしまうことも少なくないはず。
マイルドにうまく伝える“モノの言い方の文例集”
同書では、そんな「気弱さん」の繊細さ、やさしさを味方につけて、マイルドにうまく伝えたり、さりげなく言い逃れる“モノの言い方の文例”を掲載。
例えば、条件の良くない仕事を断りたいときは「○○さんのご迷惑になるのが心配なので、遠慮させてください」、毎回遅刻してくる人にチクリといいたいときは「忙しかった? ごめんね」、レストランで注文と違うものがでてきたら「このテーブルで合っていますか?」など。
「断る」「頼む」「意見する」「謝る」「慰める」のシチュエーション別に、気弱だからこそ言える、八方丸くおさめる、角が立たない逆転フレーズを紹介しています。
詳細については、同社プレスリリースをご確認ください。職場、家庭、友達やとの交流の場、SNSなど、幅広いシーンですぐに活用できそうです。
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