「地方での暮らしに憧れるけど、都心の生活も捨てがたい」「旅行じゃ物足りないけれど、移住する勇気はない」コロナ禍の影響も受け、こんな風に感じることが増えた人もいるのではないでしょうか。
ふるさとシェアリング株式会社は3月6日(土)、都市と地方との会員制マッチングサービス「ふるシェア」をリリースします。
リリース前日の3月5日(金)には、和歌山県すさみ町の食材を取り寄せて生産者とオンラインで交流できるイベントも実施予定。旅行以上・移住未満の、新たなかたちで地方と関わることができるチャンスです。
人に会いに行く「関係」に特化したまちづくりを
「ふるシェア」は、日本中の関係人口をつくるための、都市と地方をつなぐマッチングサービス。
従来型の「観光」から、人に会いに行く「関係」に特化したまちづくりの必要性を感じて考案したプロジェクトだといいます。
大抵の場合、「観光」では旅行期間を終えたらその土地との関係も終わってしまうことが多いですが、「関係人口」として関わることができれば、第2の故郷として長期的に交流を深めていくことができます。
都心での暮らしに疲れてしまった人や、テレワークが増えてどこでも仕事ができるようになったことで地方での暮らしに興味を持ち始めた人などに、ぴったりのサービスではないでしょうか。
オンラインコミュニティなど4つのサービスを提供
具体的に、会員には次の4つのサービスを提供。
オンラインコミュニティ「ふるシェアONLINE」
Facebookグループを活用した「ふるさと」と「まち」を繋ぐオンラインコミュニティ。オンラインセミナーやオンライン飲み会を実施して、友達をつくることができます。
ふるさとからのお取り寄せ「ふるシェア便」
交流を深めるツールとして「ふるさと」の美味しいもの、「まち」の美味しいものなどを互いに送り合います。
空き家をリノベーションした宿「ふるシェアの家」
ふるさとに眠っている空き家をリノベーションし、ふるシェアメンバーが泊まれる宿を各地に用意。「実家」をコンセプトに、いつでも帰ることができる場所を提供します。
ふるさとの営みを共有しあう「ふるシェアタイム」
人手が足りない農作業やお祭りを手伝うなど、ふるさとの暮らしと営みに入るチャンスも。「まち」と「ふるさと」それぞれのお困りごとをみんなで解決し、助け合いが自然に生まれる時間を作っていくといいます。
サービス開始第1弾は和歌山県すさみ町と京都府京丹後市
同社はサービス開始第1弾として、和歌山県すさみ町と京都府京丹後市の2カ所をふるさと候補地として、京阪神の都市部との関係人口作りに取り組むとのこと。
先行して行ったクラウドファンディングでは、500人以上のサービス利用事前エントリーがあったといい、すでに注目を集めていることが伺えます。
詳細についてはプレスリリースをご参照。現在は募集定員に達したため会員の募集を一時停止しているそうですが、興味のある人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
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