「支援っていっても、自分も余裕ないしな…」この記事のタイトルを読んで、こんな風に思った人もいるのではないでしょうか。
この記事では、2月第4週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」をいくつか取り上げて紹介しますが、すべて「え、これが支援につながるの?」と思ってしまうほど、楽しそうなものばかり。
ちょっとした贅沢に、ちょっとした楽しみに、と思って起こした行動が結果的に支援につながるのなら、無理なく始められそうです。
SAKURA FES NIHONBASHI 2021
そろそろお花見の季節が待ち遠しくなってきました。今年のお花見は大勢で集まって飲み会…というかたちは難しそうですが、こんなイベントはいかがでしょうか。
日本橋桜フェスティバル実行委員会は、3月19日(金)~4月11日(日)の期間中、8回目となるお花見イベント「SAKURA FES NIHONBASHI」を開催します。
今年のテーマは「春を連れて帰ろう」。日本橋エリアにある約170の飲食店とともに、自宅でもお花見気分を楽しめる食施策を多数展開していくそうです。
具体的には、各店舗が「春・桜」をテーマとしたオリジナルのテイクアウトフードやグッズ、お花見弁当、そしてコース料理をテイクアウトで楽しめる日本橋宴づつみなどを販売。日本橋に出勤するビジネスパーソンに嬉しい「日本橋結びむすび」も、期間限定・個数限定で登場します。
COREDO室町テラス大屋根広場や福徳の森には、それらのフードを楽しむためのオリジナルベンチを設置。そこには桜の木に見立てた野点傘がかかり、フォトスポットとしてもおすすめだとか。
その他、「おうちで楽しむ食」をテーマとしたスクール、思わずおなかが空いてしまう本をセレクトした選書展、 桜ライトアップなども開催予定。コロナ禍でも春を楽しく感じる絶好のチャンス。とくに日本橋エリアに出勤している人などは、要チェックです。
出典元:日本橋桜フェスティバル実行委員会
会員制牡蠣コミュニティ「Balsa」
突然ですが、牡蠣はお好きですか?意外とファンの多い牡蠣に特化した会員制コミュニティが登場しました。
三重県・伊勢志摩の人気老舗旅館「いかだ荘」が新設した株式会社BtoFは2月24日(水)、牡蠣ファン向けの会員制牡蠣コミュニティ「Balsa」の提供を開始しました。
月額500円で、牡蠣の御中元・御歳暮、いかだ荘無料宿泊券、牡蠣ECサイトの特別割引、会員コミュニティへの参加権と、4つのリターンを提供。新型コロナの影響で行き場を失ってしまった自慢の牡蠣を、全国各地に届けます。
会員が楽しめる牡蠣は、的矢湾の穏やかな海域で育まれた「的矢の牡蠣」と、甘く旨味が凝縮された「伊勢志摩プレミアムオイスター」の2種類。
正式会員登録受付は3月1日(月)からとなっていますので、牡蠣ファンの人には早めのチェックをおすすめします。
出典元:株式会社BtoF
新野菜ブランド「伊那谷のデコレーションベジタブル」
自宅でも、外食のような気分を味わえるちょっとした贅沢料理を楽しみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
丸紅グループ主導の地方創生プロジェクトは2月22日(月)より、コロナ禍の地方農家を支援する新野菜ブランド「伊那谷のデコレーションベジタブル」の販売を開始しました。
伊那谷のデコベジとは、宮古島に匹敵する日射量に恵まれ、グランドキャニオンを超える深さを持つという日本一大きな谷「伊那谷」(長野県)で育った野菜や野草、野花たちです。
注目すべきは、一般消費者向けの料理セット。シェフ監修レシピが付いた料理セットのEC販売を期間限定で行っているので、大切な人や家族と過ごす休日などに使えそうです。
クラムチャウダーとそば粉ガレットの2種類。見た目も豪華なプロの味を、一度試してみてはいかがでしょうか。
出典元:株式会社スキヤキッド
丸の内デリバリー MARUDELI for Party
出勤時のランチ、あなたはいつもどうしていますか?このご時世、外食がしにくい雰囲気だったり、忙しくて調達する時間がなかったりといった悩みもあるのではないでしょうか。
デリバリープラットフォーム「NEW PORT」を運営するスカイファーム株式会社は2月25日(木)より、東京駅を中心とした半径2kmエリアを対象に、コロナ禍における飲食店支援を目的とした『丸の内デリバリー MARUDELI for Party』をNEW PORT上で開催します。
第1弾は、三菱地所プロパティマネジメント株式会社と連携し、丸ビルや新丸ビルなど、最大19の商業施設でサービス展開。
NEW PORTの特徴は、同一施設内の注文であれば複数店舗の商品を一度に注文することができる「はしごデリバリー」だとか。配送料は1オーダーにつき1000円ですが、3月末まではサービス開始記念として配送料無料キャンペーンを実施中。「最近一緒にランチや飲み会に行けないね」という職場の仲間たちと一緒に注文してみてはいかがでしょうか。
出典元:スカイファーム株式会社
山口酒造場オンライン蔵開きイベント
「お酒が好きなのに、なかなか飲み会が開けない」「自宅でひとり飲むのも寂しい」そんな人には、こんなイベントも。
iBankマーケティング株式会社は2月22日(月)、オンラインストア「エンニチ」を活用した取り組みとして、蔵開きイベントの開催支援を行うことを発表しました。
エンニチに出店をする「住吉酒販」が、日本酒『庭のうぐいす』の醸造元「山口酒造場」(福岡県久留米市)とともに、オンライン蔵開きイベントを開催。エンニチ上でしか買うことのできない限定日本酒を販売し、商品を購入した人だけが参加できるというオンライン蔵開きを3月7日(日)に実施します。
地元福岡で活躍するタレントの中上真亜子さんもゲスト出演予定。参加者と一緒に、オンラインで日本酒を楽しみながら、日本酒や食にまつわるトークを繰り広げるとしています。
限定日本酒の販売期間は3月3日(水)まで、限定120本。一人寂しくお酒を飲むのではなく、楽しみながらお酒時間を過ごすことができそうです。
なお、各サービス詳細については各社プレスリリースにてご確認ください。つい周りにも教えたくなってしまうほど、ワクワクが詰まったイベントやサービス。楽しみながら、支援につなげてみてはいかがでしょうか。
【関連記事】
"参加型"もラインナップ!2月第3週「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ
「会えないなら、オンラインで」から始まり、コロナ禍での私たちの生活は、叶わないことに対する代替策で溢れるようになりました。 「お店で食べられないなら、お取り寄せで」「オフラインで売る手立て...
そのアクションが手助けに!2月第2週「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ
「コロナ禍で打撃を受けている業界を応援したい」「医療従事者に感謝の気持ちを伝えたい」と思ってはいても、なかなかその気持ちを行動に移すことは難しい。 そもそも「どのようなアクションを起こせば...
緊急事態宣言の延長が決定…2月第1週「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ
10都道府県において、緊急事態宣言の1カ月延長が決定した。街ではシャッターの下りた店舗が増え、「まるでゴーストタウンのようだ」といった声も。 一方で、窮地に立たされる生産者や飲食店を支援す...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう