HOME手元にある大量の領収書…どこまで経費にできる?領収書・レシートを切り口にした確定申告ノウハウ本が発刊

手元にある大量の領収書…どこまで経費にできる?領収書・レシートを切り口にした確定申告ノウハウ本が発刊

鈴木京

2021/02/18(最終更新日:2021/02/18)


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2月半ばに入り、いよいよ確定申告の時期を迎えました。新しく副業を始めた人やフリーランス転身後間もない人などにとって、大事だとはわかっているものの、申告作業が憂鬱だという人も少なくないのでは。手元にあるたくさんの領収書…どれが経費でどれが対象外なのでしょう?そんな、確定申告初心者におすすめの、領収書・レシートを切り口にしたノウハウ本が登場。

株式会社税務経理協会は2月15日(月)、書籍『これって経費になりますか? 個人事業者・フリーランスが知っておきたい領収書の話』を刊行しました。

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「このレシートは経費にできる?」「税務署に初めて書類を提出するべきときはいつ?」「事業をはじめて間もないときは白色申告でもよい?」「領収書やレシートをもらうときに注意することは?」「正しい節税とはどういうものなのか」といった、フリーランスや個人事業者が抱える、確定申告についての疑問や悩み解決の手助けになってくれそうな一冊です。

著者は確定申告専門税理士

著者は税理士の福島宏和さん。同氏は自分の事務所を開設した頃から、フリーランスや個人事業者の確定申告を専門にしており、これまでにフリーランスの確定申告書の作成を累計1300件以上手掛けた「確定申告専門税理士」。

同書では、これまで著者が受けてきた相談の中から、「領収書・レシートを切り口とした経費に関する疑問」「確定申告の全体で損をしないために(得するために)知っておきたいこと」「開業・消費税の納税義務・法人化」という項目ごとにまとめ、考え方をまとめています。

わかりやすくすらっと簡単に読める

「そうは言っても、難しい書籍を読む気にはなかなかなれない…」そんな人も気軽に手に取れるような、わかりやすい構成が特徴です。

“税金”というテーマの堅苦しさを取り除くために、全編を通じて、フリーランスのライターである「くるみ」が福島税理士に相談している場面と、税理士事務所でスタッフと所長が会話をしている場面を設定し、実際に会話をしているような感覚の中で理解できるように工夫しているそう。

すらっと簡単に読める内容になっているので、初めて確定申告をする人が申告書作成に取りかかる前に読んだり、提出前の確認をしたりする際にも役立ちそうですね。

価格は1500円(税別)。詳細については、同社プレスリリースを参照。プロによるやさしい内容の同書を味方につけて、確定申告を乗り切りましょう。

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