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日本を代表するクリエイティブディレクター、佐藤可士和氏の仕事を凝縮した一冊が登場!

佐藤優子

2021/02/15(最終更新日:2021/02/15)


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アート・ディレクターの佐藤可士和氏。名前を目にするのは初めてであっても、その手掛けた広告のどれかは、誰もが印象に残っているのではないでしょうか。

株式会社CCCメディアハウスは、日本を代表するクリエイティブディレクターである同氏の仕事を凝縮した一冊「ペンブックス 新1冊まるごと佐藤可士和。[2000-2020]」を発売しました。

佐藤可士和が手掛けたプロジェクトを一望

2006年に雑誌「Pen」で掲載した同氏の特集をPen Booksとして単行本化。2010年の増補新装版出版を経て、そこからさらに10年ぶりの全面的な改定版として出版したものだといいます。

同書では、同氏が手掛けた話題のプロジェクトを網羅。

世界に挑む日本発ブランドを力強くアピールした「ユニクロ」、美術と人と社会における開かれた新しい関係を表現した「国立新美術館」、プライベートブランドを軸にイメージを刷新した「セブン-イレブン」、フォント開発も行うデザイン経営の先駆けとしての「楽天」、ジャパンカルチャーをロゴや旗艦店で表現した「くら寿司」などといったビッグネームが並びます。

また、2010年と2020年に行われたユニクロの柳井正氏との対談もみどころ。

【目次】

・話題の大プロジェクト、すべて見せます。
・世間を騒がせた代表作を、徹底解剖する。
・「整理」された、クリエイティブ哲学に迫る。
・村上隆×佐藤可士和 「tokonoma project」
・「佐藤可士和」は、どのように作られたのか。
・30年の活動を再編集、佐藤可士和展
・デザインで社会に貢献する、未来へのプロジェクト
・column 佐藤可士和クリエイティブ語録

デザインの力でビジネスを変える

彼のクリエイティブディレクターとしてのキャリアを遡ると、博報堂時代の広告の仕事から、独立後はプロダクトや空間などへと幅が広がっていき、近年10年においては企業経営の領域にまで深く入り込んでいくことが増えたといいます。

最近ではビジネスとクリエイティブを融合させ、経営にデザインを戦略的に取り込んでいくという企業ブランディングが仕事のほとんどを占めるようになり、ユニクロや楽天のプロジェクトはその先駆けだそう。

そのほか詳細な内容は同社プレスリリースから参照。ビジネスの成功にアートが欠かせない要素となったいま、あらためて同氏の仕事を通じてデザインのもつ力と可能性を感じてみては。

出典元:ペンブックス新1冊まるごと佐藤可士和。[2000-2020]

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