「コロナ禍で打撃を受けている業界を応援したい」「医療従事者に感謝の気持ちを伝えたい」と思ってはいても、なかなかその気持ちを行動に移すことは難しい。
そもそも「どのようなアクションを起こせばよいのか分からない」という人も多いのでは。
この記事では、2月第2週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」をいくつか取り上げ、紹介する。
あなたのそのアクションは、きっと応援先へと届くはず。いくつかの選択肢として、これらのサービスをチェックしてみてはいかがだろうか。
オーナー型コミュニティ『たたたん!』
株式会社Linkholaは、昨年10月より産地と交流・体験できるオーナー型コミュニティ『たたたん!』の提供を開始しているが、現在4月のリニューアルオープンに先立ち、生産者の「今と未来」を一緒に支えていきたいオーナーを広く募っている。
同サービスが採用している独自の「年間オーナー制度」では、消費者が生産者の年間オーナーになって中長期的な"安定した生産"を支援するというもの。
現在オーナーを募集している生産者は、梶谷農園『かじ坊』(愛媛県)や、ワインと海の幸の絶品マリアージュを提案する「うふふ南三陸」(宮城県)など。
オーナーは、産地が企画する体験イベントにも参加ができる。中長期的に生産者を支援したいという人は、このサービスをうまく活用してみては。
出典元:株式会社Linkhola
「資生堂 Hand in Hand Project」メッセージ動画
株式会社資生堂は2月10日(水)より、全国の医療従事者に敬意と感謝の意を伝えることを目的とした「資生堂 Hand in Hand Project」のメッセージ動画を公開している。
プロジェクトのメッセージに賛同した人がSNSで動画をシェアまたは「いいね」をすると、1アクションあたり10円を同社から医療現場のサポートのために寄付する仕組みだ。
「自分の手を守ることが、医療現場の手助けにつながる」とし、動画では、感染予防を続けるために「正しい手洗いや手指の消毒による感染予防」と「手洗いや消毒による手荒れを防ぐハンドケア」を実施する手守り習慣を呼びかけている。
賛同者であれば誰でも気軽に参加ができるので、小さなことでも何かアクションを起こしたい!という人などはチェックしてみては。
出典元:株式会社資生堂
『REACH STOCK』オンライン料理教室
株式会社 USENは2月11日(木)、産直仕入れサービス『REACH STOCK』が運営する「Sea Food Resque U Project」の第3弾施策として、Zoomを使って自宅から参加できる「お魚を作って食べて応援しよう!オンライン料理教室」の開催を発表した。
コロナ禍で飲食店やホテルなどの出荷先を失ってしまった水産物を自宅で美味しく料理して食べることで、生産者支援につなげていく取り組みだ。
食材は各自で準備する必要があるが、参加費は無料。
和食・フレンチ・イタリアンと、好みに応じて開催日が異なるので、「自炊デビューしてみたい」「魚料理に挑戦したい」という人は、この機会をうまく活用してみてはいかがだろうか。
『ブルワーと行く!瀬戸内離島のオンラインツアーセット』
1200種類以上のクラフトビールを取り扱うサブスクリプションサービス「オトモニ」は2月10日(水)、『ブルワーと行く!瀬戸内離島のオンラインツアーセット』を数量限定で発売した。
以前販売した「離島ブルワリー応援セット」が好評だったことを受け、今回は各ブルワリー協力のものと、グレードアップして再び登場。
瀬戸内の島々のクラフトビールを贅沢に飲み比べできるセットに、ブルワリー関係者たちが瀬戸内各島のガイドを行うオンラインイベントも実施する。このイベントには、購入者のみが参加できるという。
販売価格は4980円(税別・クール便送料込)。申込期間は2月21日(日)まで。オンラインツアーは3月6日(土)に開催予定だという。
コロナ禍でブルワリーへの打撃も大きい今、クラフトビールやオンラインツアーを楽しみながら応援ができるチャンスだ。
出典元:meuron株式会社
渋谷区公認のECモール「シブヤ・ファミリーセール」
渋谷区公認のECモール「シブヤ・ファミリーセール」は、新型コロナウィルスの影響で大きなダメージを受けた渋谷のファッションカルチャーの支援を目的に立ち上がった、渋谷ならではのショッピングを提供するオンラインストアだ。
同サイトでは、渋谷・原宿エリアに展開する人気ショップ・ブランドの商品を常時セールプライスで販売中。
「在庫の大量廃棄」というアパレル業界が抱える課題の解決も目指し、既に製造された衣服をアップサイクルして、ショッピングを楽しみながら循環型の消費を推進しているという。
今後は、毎月29日を「服の日」としてキャンペーンを実施したり、着用に問題のない不良品を販売したり、感染拡大のリスクを十分に検討したうえでリアルイベントを実施したりと、様々な取り組みを企画しているそうだ。
トレンドファッションを取り入れたいが、なかなか買い物に行けない…という人などは、お得に買い物ができる同サイトを覗いてみてはいかがだろうか。
出典元:一般社団法人渋谷未来デザイン
なお、各サービス詳細については各社プレスリリースにて確認ができる。ひとつでもアクションを起こすことで、応援の気持ちをかたちにしてみては。
【関連記事】
緊急事態宣言の延長が決定…2月第1週「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ
10都道府県において、緊急事態宣言の1カ月延長が決定した。街ではシャッターの下りた店舗が増え、「まるでゴーストタウンのようだ」といった声も。 一方で、窮地に立たされる生産者や飲食店を支援す...
まずは情報収集から始めよう!1月第5週「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ
長く続くコロナ禍において、苦境に立たされる業界を応援したいと思っても、情報がなくてはその方法も分からない。まずは情報収集から始め、自分が興味を持てるサービスを探してみるという方法を試してみては?...
気になるものは即リストアップ!1月第4週「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ
緊急事態宣言が再び発令されてから2週間以上が経ったが、感染状況や医療ひっ迫が改善したとは言えない状況が続いている。 予定通りに宣言が解除されるという保証もなく、ひたすら不安な日々を過ごして...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう