起業を考えているが、資金や環境が整わないため、前に進めないでいる学生もいるのではないだろうか。
東京大学工学系研究科ブロックチェーンイノベーション寄付講座は、「第6回ブロックチェーン学生起業家支援プログラム」の応募受付を開始した。東京大学の学生に限らず、ブロックチェーンでの技術開発・事業開発を志す学生を広く募集する。
応募締め切りは2月28日(日)。参加チームには最大90万円の報酬を支給するという。
ブロックチェーン技術を用いた事業を生み出す
同講座によると「ブロックチェーン学生起業家支援プログラム」は、毎年恒例で今年6回目を迎えるイベントだ。
参加学生は今年の4月から8月までの約4カ月半、ブロックチェーン技術に関連した事業の立案と、またそれを実現するためのサンプルソフトウェアの開発に取り組む。
チームまたは個人で応募可能であり、期間中に参加学生(チーム)は、人的サポート・環境サポート・資金サポートといった3つのサポートを受けることが可能だ。
3つのサポートの内容
「ブロックチェーン学生起業家支援プログラム」の参加者は、以下の3つのサポートを受けることができる。
「人的サポート」
上場企業・ベンチャーキャピタル・ベンチャー企業・Tech系企業・ブロックチェーン専門企業・法律家などで構成されるパートナー企業、協力企業・団体から事業立案およびアプリ開発などについて様々なアドバイスを受けることができる。
「環境サポート」
本郷キャンパス内にある専用スペースの使用権を付与。専用スペースでは、グループワークで使用できるスペースの他,完全個室で知的活動に集中できるスペースを提供する。
*新型コロナウイルスの感染状況を見つつ利用判断
「資金サポート」
参加チームにはプログラム期間を通して最大90万円の報酬を支払う(個人参加の場合の報酬額は最大45万円)。さらに報酬と別途10万円の予算が与えられる。参加学生はこの予算をプログラム期間中に自身の事業計画立案、アプリケーション開発のために使用することができる。
<事業案例>
•ブロックチェーンを活用した新たな金融機能(決済/送金/ファイナンス/信用判断/認証等)
•権利証明サービスへの適用のためのブロックチェーン技術の開発と多様な家族関係証明サービス(eg.婚姻証明書)への実践活用
•ブロックチェーン技術のスポーツビジネスへの実践活用
•その他自分自身で取り組みたい事業テーマ
【応募資格】
対象者:参加期間中、学生(大学生・大学院生・専門学生・高校生・高専生)であること
採用人数:最大5チーム程度
応募内容:課題提出
早期応募締め切り:2月21日(日) 24:00
応募締め切り:2月28日(日) 24:00
課題の内容やそのほか詳細な内容は同社プレスリリースから参照。起業に興味がある学生は、ブロックチェーン技術を学びながらチャレンジしてみてはいかがだろうか。
出典元:「第6回ブロックチェーン学生起業家支援プログラム」募集要項(PDF)
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