「ビジネス書というと難しくて内容が頭に入ってこない…」と思っている人でも手に取りやすいシリーズの書籍が、若手ビジネスパーソンに好評だという。
株式会社宝島社は1月25日(月)、本文のないビジネス&学習本「見るだけノート」シリーズが、2月の重版をもって累計100万部を突破することを発表した。
「学びたいけど時間がない」「読むのが苦手」といったニーズに対応
「見るだけノート」シリーズは、"大人の学び直し"をテーマにしたビジネス本。2016年刊行の「ゼロからやりなおし!日本史見るだけノート」から始まり、経営戦略やマーケティング、心理学などのジャンルを網羅し、これまでに41タイトルを発売している。
「学びたいけど時間がない」「読むことが苦手」といったニーズに応え、本文のない本をコンセプトにしたシリーズだという。
当初は経済学や会計学などのジャンルからスタートした同シリーズだが、ビジネスパーソンの「今、必要な新しい情報を学びたい」というニーズにこたえ、最近では5GビジネスやSDGs、デジタルマーケティングなど、ビジネスにおけるトレンドワードをテーマにしたものも発売し好評を得ているそうだ。
忙しいビジネスパーソンに!イラストを眺めるだけの高速学習本
イラストを眺めるだけの高速学習本である同シリーズは、忙しいビジネスパーソンに最適なほか、勉強嫌いの学生にもおすすめとか。
同社によると、文章だけの伝達と、画像(絵)を加えた場合を比較すると、記憶力に大きな差が生じるという。心理学の分野で画像優位性効果と呼ばれ、「文字や言葉だけで伝えるより、同時に画像(絵)を含めて伝えた方が記憶に残り理解しやすい」といわれているとも。
同シリーズは、テキストなしで説明をしている家具の組み立て説明書をヒントに企画されたものだそうだ。本文がなく、イラストを眺めるだけのビジネス書を目指し、長々とした本文は一切省き、眺めるだけでだいたいわかる構造となっている。
ざっくりと全体像を掴んでからの方が頭に入りやすいという勉強法のように、同シリーズの書籍は全体像を掴む学びの入り口にも最適だという。
その他詳細についてはプレスリリースで確認できる。
【関連記事】
稲盛和夫氏や王貞治氏など超豪華ラインナップ!大物たちのエピソードをまとめた「仕事の教科書」発売中
長引くリモートワークと自粛生活の中で、仕事への意欲と明日への活力を失いつつあるビジネスパーソンもいるのではないだろうか。 株式会社致知出版社は、各界で活躍する人物のエピソードを、一日一話形...
転職や副業に向けてスキルアップするための「文系でも数式なしの×Python×Excelで稼ぐ力を上げる!」発売へ
データ分析に有効なPythonやExcel。特に文系出身の人にとって、プログラミング言語である「Python」や表計算ソフトの「Excel」は敷居が高いと苦手意識を持つ人も多いのではないか。 ...
60職種77人が綴った日記アンソロジー「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」試し読み無料公開中
ふたたび訪れた緊急事態宣言の日々に、不安を感じているビジネスパーソンも少なくないだろう。 株式会社左右社は、「ライフハッカーの書評家が選ぶ、2020年の名著10選」の第1位にも選ばれた同社...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう