ビジネスにおいてグローバル化がますます進み、海外の取引先や顧客とやり取りをすることは、今後さらに増えていくことが見込まれる。そのようなコミュニケーションにおいて必要になる手段のひとつに「英語」が挙げられるが、学業としての英語が得意な人も、"仕事で使う"というケースでは困難に直面してしまうということもあるのでは。
株式会社アルクは、書籍『英語で仕事をすることになったら読む本』を1月25日(月)に発刊した。
慣れない英語環境で仕事を始めるグローバルビジネス初心者向けの本だ。実際に英語で仕事をする先輩達が抱いたリアルな英語の疑問・悩みを先取りし、解消していくことで、スムーズなスタートを切るための手助けをしてくれそうな一冊となっている。
先輩ビジネスパーソンにアンケート
同書では、新しい環境に加え、さらに英語でなんとか結果を出さなければならないという状況で、「本当に必要になる英語や知識は何なのか」を追求している。
リアルな需要に応えられるよう、実際に一からの英語ビジネスを経験したビジネスパーソンに「どんなフレーズを多用したか?また、どんな失敗や悩みがあったか?」についてアンケートを実施。
すると、仕事を始めたばかりの頃は「自分の理解が正しいか確認する」「同僚に頻繁に質問をする」ためのフレーズを多用したという回答が多かったほか、「簡単な挨拶にどの程度返事すればいいのか」「会話に割って入れない」という悩みや疑問が多かったという。
25問のQuestionに回答
同書においては、このような調査結果をもとに、「日本人がつまずきがちな点」の傾向を、"25問のQuestion"に反映した。
『英語のお手本』著者で、ビジネス英語の識者マヤ・バーダマン氏が、単なるフレーズの紹介にとどまらず、「なぜその英語を使うのか」「英語圏のビジネス文化に適するマナーやマインドセット」についても解説しながらQuestionに回答。"25問のQuestion"の中に、自身に重なる疑問・悩みを解決させる糸口が見つかるはずだとしている。
英語とともに実践すべきマナー・態度も学ぶ
同書では、フレーズを丸暗記するだけでなく、丁寧な英語の作り方や、英語と共に実践すべきマナー・態度などを多角的に理解することができるため、現場においてフレーズを応用しながら、その場にふさわしい振る舞いができるようになるという。
価格は1650円(税込)で、電子書籍版も発刊中。ビジネス現場で実際に話されているような、ナチュラルなスピードの英語音声付き。シャドーイングやリスニングのトレーニングにも活用できそうだ。
英語ビジネスで大切にすべき根幹が理解できる一冊。詳細については、同社プレスリリースを参照のこと。
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