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SDGsの情報収集、本格的に始めてみる?ビジネス×SDGs「講談社SDGs by C-station」がオープン

鈴木京

2021/01/22(最終更新日:2021/01/22)


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昨年、“レジ袋有料化”がスタートし、このところますます注目を集めているSDGs。今後も高まっていくだろうとされる環境問題、持続可能な社会に対する関心は、ビジネスにおいても欠かせない。

株式会社講談社は1月19日(火)、SDGsに特化した情報サイト「講談社SDGs by C-station(講談社SDGs)」をオープン。ビジネス視点で「SDGs」を紐解き、活用法やメリットなどを紹介するとともに、同社が支援する課題解決メニューを発信していく。

「SDGs」に関わる新たなビジネス展開を考えている起業志望者にとって、有用な情報ソースになりそうだ。

企業が「SDGs」に取り組むためのヒントを発信

企業がSDGsに取り組むためのヒントを届けるとともに、企業が抱える課題の解決支援を目指し、SDGs先進企業の取り組み事例を紹介。

また、企業のSDGs発信をサポートするメニューを用意。SDGsに関する情報の収集や、課題解決のためのサービスメニューの利用など、幅広い用途で活用できるサイトだという。

「SDGs」は、ニューノーマル時代の「成長戦略」

同サイトは、持続可能な社会を実現するための世界共通の目標「SDGs」は、事業とサスティナブルの両立を推奨するもので、ニューノーマル時代の成長戦略であると考えているとのこと。

昨今の新型コロナウイルスによって社会は大きな影響を受け、環境課題や社会課題への意識は個人単位でも高まりを見せており、今後、環境課題や社会課題に配慮していない企業は、消費者にとってネガティブに映る可能性が予想されているそうだ。

同社によれば、企業の動向にも注目が集まっている。「ユニクロ」や「GU」で知られるグローバル企業のファーストリテイリングは、「サスティナブルであることはすべてに優先する」と2019年8月決算説明会の場で表明。また、日本を代表するモビリティカンパニー・トヨタ自動車が「SDGs強化」を2020年3月決算説明会にて宣言するなど、企業たちのSDGsへの取り組みが加速しているという。

「SDGs」を広く世の中に伝える

このような社会情勢を受け、講談社では、女性向けワンテーママガジン『FRaU』において、2018年12月に初めてSDGs特集号『FRaU SDGs「世界を変える、はじめかた。」』を発行したり、2020年1月には、国連「SDGメディア・コンパクト」に署名したりと、2030年までにSDGsを達成するために活動を進めている。

「講談社SDGs」では、このたびのサイトオープンにあたり、SDGsに取り組むための基礎知識がわかる「2021年 『SDGs × ビジネス』の潮流と『伝える重要性』」と題したホワイトペーパーを公開。メールマガジン登録者なら誰でも、同資料をダウンロード可能だという。

詳細については、同社プレスリリースを参照。

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