起業などに向けてクラウドファンディングサービスを利用したいと思っても、掲載にあたっての初期費用やシステム利用料金がネックでなかなか手が出せないでいるというビジネスパーソンもいるのではないだろうか。
うぶごえ株式会社は1月22日(金)より、掲載者の手数料を無料としたクラウドファンディングサービス「うぶごえ」のサービス提供を開始する。
パートナー(購入者)がプロジェクト実施自体をサポートするシステム
「うぶごえ」では、パートナー(購入者)にプロジェクト実施自体をサポートしてもらう形を採用。
パートナーが決済毎にシステム利用料として330円および購入額の5パーセントを支払う形となるため、掲載者の手数料は一切かからないという。
クラウドファンディングでは珍しいカート機能
同社によれば既存のクラウドファンディングでは、複数のお返しを一度に購入しにくい、限定のお返し(クラウドファンディングの返礼品)への受注超過を起こしてしまうなどのトラブルが、稀に発生しているという。
そこで「うぶごえ」では、クラウドファンディングとしては珍しいカート機能での同時購入や受注超過を起こさない決済システムを構築。掲載者に負担をかけないサービスを追求するとしている。
ブランドステイトメントを元ぼくりりの「たなか」が作成
同サービスの名称「うぶごえ」を命名し、ブランドステイトメントを制作したのは、たなか氏(前職:ぼくのりりっくのぼうよみ)。
「気づけば6年以上一緒に仕事をしている岡田パイセンの、新たな船出をこうした形で祝えることがとても嬉しいです。長い航海を支えられるだけの強度をもった言葉たちを送らせて頂きました。世にひとつでも多くのうぶごえが響きますように。」とコメントしている。
そのほか詳細な内容は同社プレスリリースを参照。
コロナ禍の影響を受けていない人・業界はないという思いから、誰もがはじめやすい形のクラウドファンディングサービスを立ち上げたという同社。起業のため、または復興に向けて立ち上がるきっかけとして、ぜひチェックしてみては。
出典元:「うぶごえ」
【関連記事】
"無理なくできること"を探そう!1月第3週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ
緊急事態宣言の発令地域が増え、コロナ禍による医療・経済への打撃は続いている。 「常連として通っていたお店が閉店してしまった」など、身の回りでもその影響を実感する機会が増え、「自分も力になれ...
緊急事態宣言ふたたび…1月第2週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ
緊急事態宣言が再び発令され、特に飲食業界や酒業界、観光業界、生産者などは継続的に深刻な打撃を受けている。 しかし、「行けないから応援できない」のではなく、さまざまな形で支援をする方法はある...
コロナ禍だから生まれた事業に注目!12月第2週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ
新型コロナウイルスの影響で深刻な状況にある業界を支援するため、12月もさまざまな試みが登場している。 そのなかでも目を引くプロジェクトはどれも、「コロナ禍だからこそうまれた」という印象があ...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう