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"無理なくできること"を探そう!1月第3週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ

白井恵里子

2021/01/16(最終更新日:2021/01/16)


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緊急事態宣言の発令地域が増え、コロナ禍による医療・経済への打撃は続いている。

「常連として通っていたお店が閉店してしまった」など、身の回りでもその影響を実感する機会が増え、「自分も力になれたなら…」と無力感に襲われてしまっている人もいるのでは。

この記事では、1月第3週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」をいくつか取り上げ紹介する。

終わりが見えない長期戦だからこそ、"無理せず続けられる支援方法"を探したいところだ。

訳あり品・食品ロス削減のマーケット「Let」応援プログラム

株式会社レットは1月14日(木)、訳あり品・食品ロス削減のマーケット「Let(レット)」にて、緊急事態宣言の発令によって在庫を抱えて困っている飲食店・生産者・食品事業者を対象に応援プログラムを開始した。期間中にはじめて商品販売する個人・事業者を対象に、1月末まで食品カテゴリにおける販売手数料を無料化する。

「Let」は、過剰在庫品・型落ち品・規格外品などの「訳あり品」を売買できるマーケットプレイス。現在230万以上の利用者を有している。

今回の応援プログラムにより、今後出品も加速するだろう。「訳あり品を安く買って節約したい」という人などは、支援の気持ちも込めて利用してみては。

出典元:株式会社レット

READYFOR「新型コロナウイルス 飲食店応援プログラム」

クラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社は1月12日(火)、「新型コロナウイルス 飲食店応援プログラム」の対象を全国に広げることを発表した。

1月7日(木)に緊急事態宣言が発令した1都3県を対象にスタートした同プログラムを、全国各地の飲食店からの要望を受け、全国に拡大。

適用となった飲食店は、目標金額への到達の有無に関わらず集まった資金を受け取ることができるALL-IN形式が適用され、サービス手数料が無料となり決済手数料(5%)のみでクラウドファンディングの実施が可能となる。

「飲食店をどうにか応援したい!」という人は、クラウドファンディングからの支援も検討してみては。

出典元:READYFOR株式会社

MOTION GALLERY「AIDファンディング・プログラム」

クラウドファンディング・プラットフォーム「MOTION GALLERY」を運営する株式会社MotionGalleryは昨年2月より、新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされている全国の興行場・飲食店・宿泊施設等を支援するクラウドファンディングのサービス手数料を無料にする支援プログラム「AIDファンディング・プログラム」を実施している。

同社は1月12日(火)、全国に緊急事態宣言の発令が広がる現状を踏まえ、同プログラムの実施を3月末まで延長することを発表。

これまで日本におけるクラウドファンディング史上最高額の3.3億円を達成した「ミニシアター・エイド基金」をはじめ、「ブックストアエイド基金」、「小劇場エイド基金」、「山小屋エイド基金」など、営業自粛に喘ぐ様々な文化施設を支えるプロジェクトを創出してきた「MOTION GALLERY」。

今後どのようなプロジェクトが生まれるか、注目したい。

出典元:株式会社MotionGallery

『もったいない野菜セット』の販売

外食向けに青果の卸業を営む株式会社フードサプライは1月12日(火)、株式会社パッションアンドクリエイトと協力し、緊急事態宣言により行き場を失った青果を『もったいない野菜セット』として焼肉業態の店舗「牛8」を中心に、計9店舗にて販売開始した。

店舗で使用する予定だった野菜を店頭で販売。野菜10品、果物2品がセットとなって1500円(税別)で購入できる。

販売場所は、牛8錦糸町店や、USHIHACHI武蔵小杉店・木場店・二子玉川店・あざみ野店など計9店舗。販売数に限りがあるため無くなり次第終了予定。

自宅や職場近くに店舗があるという人や、安価でおいしい野菜を手に入れたいという人などは、立ち寄ってみてはいかがだろうか。

出典元:株式会社フードサプライ

和歌山県特産品スイーツ統一BOX

有限会社あんちんが中心となって推進しているプロジェクト「和歌山県特産品スイーツ統一BOX」は、昨年12月よりクラウドファンディングにて支援募集を開始している。

太地の鯨を使った「クジラクッキー」や紀州鴨を使った「リアル鴨サブレ」など、今まで世の中に無かったスイーツや、和歌山の梅やみかん、桃などを新スイーツとして開発。見た目を統一BOXにしたことで、和歌山の食材を「コンプリート」したくなる商品だ。

1月14日(木)時点で、達成率は870%を突破。引き続き1000%を目指しているという。

「このコロナで疲弊した全国地方の景気復活のための、一筋の光、ヒントになってもらいたい」との想いも込められているそうだ。

クラウドファンディング実施期間は1月30日(土)まで。和歌山に縁のある人はもちろん、地方の経済に貢献したいという人などは、チェックしてみてはいかがだろうか。

出典元:有限会社あんちん

まずは自分の興味のあるところから、支援の一歩を踏み出してみては。

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