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CSRウェブコンテンツ情報充実度トップの企業は?「サステナビリティサイト・アワード2021」を発表

佐藤優子

2021/01/15(最終更新日:2021/01/15)


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イメージ画像:photo AC

近年益々、力を入れる企業が増えはじめたCSRウェブコンテンツ。しかし、自社のコンテンツですらよく見たことがないという若手ビジネスパーソンもいるのではないだろうか。

サステナビリティ情報開示に関する調査およびコンサルティングを行う一般社団法人CSRコミュニケーション協会は1月12日(火)、サステナビリティ・ウェブサイトの情報充実度で格付けした「サステナビリティサイト・アワード2021」を発表した。

アワード表彰企業一覧

同アワードでは、マルチステークホルダーの情報ニーズに応えている総合的に優れたサイトを、ゴールド(最優秀賞)・シルバー(優秀賞)・ブロンズ(優良賞)のクラスで表彰している。

【ゴールド】

大和ハウス工業、積水ハウス、東ソー、日本碍子、ローム

【シルバー】

住友ゴム工業、日立製作所、信越化学工業、ダイセル、DIC、ブリヂストン、SCREENホールディングス、オリエントコーポレーション、大阪瓦斯、サントリーホールディングス、東急不動産ホールディングス、リンナイ、ダイキン工業、丸井グループ、野村不動産ホールディングス

【ブロンズ】

味の素、住友化学、ライオン、出光興産、イトーキ、マルハニチロ、LIXILグループ、大成建設、日本郵政、カシオ計算機、島津製作所、SOMPOホールディングス、三井化学、大日本印刷、野村総合研究所

ランクアップからのゴールド受賞企業が増加

2年連続「大和ハウス工業」がゴールド賞を受賞。圧倒的な情報量と、コンセプトのわかりやすさ、独自性などがあり、加えてマイナス要素がほぼなかったことが評価に貢献したとのこと。

また、昨年はシルバーだった「積水ハウス」と「日本碍子」、昨年はブロンズだった「ローム」、圏外だった「東ソー」が、それぞれランクアップからのゴールド受賞を果たしている。これらの企業は網羅性に加え、統一感のあるサイト構成が評価に貢献。

とくに「積水ハウス」は、「大和ハウス工業」と並び、今回の最高評価点数獲得企業に格上げされたとしている。

同アワードおよび情報開示のフィードバックは、同協会主催によるコミュニティ「サステナビリティ情報開示勉強会」で参加が可能だ。

そのほか詳細な情報は同協会プレスリリースから参照。

「サステナビリティサイト・アワード2021」とは

「サステナビリティサイト・アワード2021」は、国内全上場企業および大手非上場企業のウェブコンテンツにおける情報充実度を評価し、企業の非財務情報開示の意識向上を目的としたアワードだ。

調査実施概要

・調査コンセプト:ステークホルダーおよび開示ガイドライン等が求めるサイトに必要な情報の充実度を調査。

・調査対象:国内全上場企業および大手非上場企業の合計3863社の、コーポレートサイトおよび特設サイトのサステナビリティ/CSR/SDGs/ESG/CSV/エシカル/社会課題解決などに関する総合的に説明された日本語のコンテンツ・ページが調査対象。

・調査期間:2020年8月1日〜12月18日

同協会では、2020年代における「デジタル時代のサステナビリティ情報開示」のメインは間違いなくウェブサイトだと説いている。企業のCSRが重要視される時代、今後も「サステナビリティ企業評価」情報に注目していきたいところだ。

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