ふたたび訪れた緊急事態宣言の日々に、不安を感じているビジネスパーソンも少なくないだろう。
株式会社左右社は、「ライフハッカーの書評家が選ぶ、2020年の名著10選」の第1位にも選ばれた同社刊行の書籍「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」の試し読を無料公開している。
「ライフハッカーの書評家が選ぶ、2020年の名著10選」とは
「ライフハッカーの書評家が選ぶ、2020年の名著10選」とは、仕事や生活全般に役立つライフハック情報を伝えるメディア「ライフハッカー[日本版]」で8年以上続く書評コーナーにおける年末恒例の特集記事だ。
同メディアで年間200冊もの新刊を紹介し続けている書評家・印南敦史氏がその年にもっとも印象に残った10冊の書籍を取り上げるもので、2020年は株式会社左右社が刊行した「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」が1位に選出。
「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」
同書は、最初の緊急事態宣言が発令された2020年4月に、コロナ禍で働いていた全60職種77人が綴った日記アンソロジー。
日常が一変したあの日々を、ほかの人はどのように乗り越えてきたのか。誰もが立ち向かわざるを得なかった未曾有の事態を、どのように過ごし、悩み、前に進んだのか。
ニュースでは伝わらなかった、その職種、その人ならではのさまざまな思いや出来事が日記形式で率直に綴られていることから、コロナ禍を代表する一冊として「ライフハッカー」をはじめ多数のメディアで紹介されたとしている。
著名人の書き下ろし原稿多数掲載、試し読みも無料公開中
同書では、介護士、保育士、ゴミ清掃員、配達員、タクシー運転手、旅行会社社員、IT企業社員といった多種多様な職業人のほか、芥川賞ノミネートで話題の尾崎世界観氏、町田康氏、立川談四楼氏、温又柔氏といった人気作家も寄稿。
漫画家の瀧波ユカリ氏、ヤマシタトモコ氏、評論家の川本三郎氏、精神科医の星野概念氏など、漫画家・タレント・文化人らによる書き下ろし原稿も掲載、大橋裕之氏作の描き下ろし漫画も収録しているとのこと。
巻末には、2020年4月1日〜30日までの出来事を追ったコロナ年表付き。
現在同社公式noteにおいて、同書に収録されている2020年4月9日(木)~4月24日(金)までの日記の中から、日ごとに3名分ずつピックアップして掲載。試し読みとして無料公開中だ。
そのほか詳細な内容は同社プレスリリースを参照。
「働くとは何か、仕事とは何か」を考えさせる一冊
コロナ禍は日本で暮らすひとりひとりが、仕事や家庭と向き合い、そして自分の生き方を見つめなおすきっかけとなった災いでもある。同書でも多種多様な職種の人々が、それぞれの仕事ならではの不安や、それでも働き続ける理由などについて思いを巡らせている。
無名の市民たちの言葉の重さに気づかされると同時に、様々な働く境遇に思いを寄せることで、自身も日本の社会を構成する一人であることが実感できそうな一冊だ。
「働くとは何か、仕事とは何か」を考える参考に、2回目の緊急事態宣言下のいまこそチェックしてみては。
【書籍概要】
定価:2000円(税抜)
仕様:四六判変型並製
ページ数:448ページ
出典元:「ライフハッカーの書評家が選ぶ、2020年の名著10選」
出典元:株式会社左右社公式note「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」無料試し読み
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