エンジニアになりたい、または転職したいが、スクールに通うためのお金がないので二の足を踏んでいる…そんな学生やビジネスパーソンに朗報だ。
株式会社LABOTは、学費の出世払いを実現したエンジニア養成校「CODEGYM ISA」(コードジム アイエスエー)において、従来の24週間フルタイムで学ぶコースに加えて、2月より、夜間・土日に学ぶことで1年後にエンジニア転職を目指す「48週間コース」を新設する。エントリー締切は1月11日(月・祝)。
「CODEGYM ISA」とは
同社によると「CODEGYM ISA」は、米国で生まれたスクールと学生の新しい契約モデル「ISA」(Income Share Agreement=所得分配契約)を採用したエンジニア養成学校。
入学から卒業までの期間は受講費用が発生しないかわりに、就職が実現した卒業後の収入から一定割合をスクールに支払うという内容の契約になるため、学費無料でプログラミングを学ぶことができるというもの。
その内容は1200時間にわたり、長期的なキャリアの成功と業界で活躍する人の輩出をテーマにしていることから、問題解決型のアプローチで、コーチングを主体としているという。
新設された夜間・土日コース
これまで「CODEGYM ISA」が提供していた24週間(6カ月間)のコースは、1週間あたり50時間の学習時間を確保することで、全部で1200時間もの時間を費やして学ぶフルタイムのカリキュラム。
しかし、この2月に新たに新設する夜間・土日で学ぶ48週間コースの登場により、受講を希望する人が、現在の仕事や大学などへの通学を辞めずに、Wスクールとして参加することが可能となった。
働きながらプログラミングの勉強とエンジニア転職が可能に
48週間コースでは、1週間あたり約20時間の学習時間を確保し、定期的なコーチングの実施のほか、コーディング課題やチーム開発等で構成されるカリキュラムを48週間かけて実施。
コンピュータサイエンスの基礎から、リモートによるPull-Requestベースでのコードレビューの経験、スクラムを再現したチーム開発などを経験するカリキュラムを満了した後、ジュニアのソフトウェアエンジニアとして就職・転職活動を行い、新たなキャリア形成を目指す。
同社ではこの土日コースの提供により、働きながらでもプログラミングの勉強とエンジニア転職を可能とし、たくさんの人がチャレンジできる環境を提供するとしている。
【募集要項】
・2月入学生:CODEGYM ISA 48週間コース(週20時間×48週間)
・入学日:2021年2月8日(月)
・対象者:日本で就労資格のある16歳から39歳の人
IT業界のソフトウェアエンジニアへの就職に強い動機があり、1年間の学習が続けられる人
・エントリー期間:2020年12月23日(水)〜2021年1月11日(月/祝)23:59
・Webテスト:1月15日(金)20:00〜21:30
・面談&結果発表:1月18日(月)〜22日(金)
実際の受講スケジュールや選考方法についてなど、そのほか詳細は同社プレスリリースを参照。
コロナ禍のため経済的に厳しい状況で道を切り拓こうとする学生や若手社会人が多い中、負担が少なく学習が始められる受講費用の出世払いシステムは画期的。エンジニア転職を志す人は、チェックしてみては。
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