テレワークで通勤がなくなり仕事に関する環境も一変した2020年。慣れない生活で疲れているはずなのに、なぜか仕事を終えてベッドに入っても眠れない…そんなビジネスパーソンも増えているのではないだろうか。
株式会社Clover出版は、今年7月に刊行した書籍「なぜ、眠れないんだ!~アタマの「こもり熱」が自律神経を狂わせる」の増刷および再配本を決定した。
昭和62年の約5倍もの人々が不眠に悩んでいる
同社によると、平成20年度における不眠に悩む人の数は、昭和62年の約5倍と大きく増えているとのこと(厚生労働省「不眠症の年度推移」より)。
実際に「不眠改善」を扱う書籍も多数発刊されている中で、手軽にわかりやすい本がなかなか見つからないという声を受けて、同書を発刊したそうだ。
著者である外山仁氏は、カリスマ鍼灸師・柔道整復師。同書は、氏の知見から導き出された東洋医学とカイロプラクティックの視点で説く不眠対策の決定版だ。
頭のオーバーヒート=「こもり熱」が原因
同書によると、テクノロジーが大きく進化し、生活の利便性が格段に向上した現代において、その利便性・効率性が生み出した現代病が「不眠」であり、その主な原因として頭のオーバーヒート=「こもり熱」を挙げている。
頭を酷使する一方で、からだを使う機会が減っているため、脳が情報過多に陥ってしまい、それが「こもり熱」につながっていると説く。
本文では「こもり熱」への対処法をわかりやすく、再現性高く解説。具体的には「冷やしはちまき」「すっきりあたま体操」「仰向け呼吸法」といった対策を提案している。
【目次】
第一章 不眠の原因は今と昔でこんなに違う!
第二章 不眠になると、からだとこころはどうなる?
第三章 不眠の原因は「頭部内熱」と「自律神経」
第四章 「不眠」を改善する簡単ワーク
第五章 「不眠」にならない生活習慣
そのほか詳細な内容については同社プレスリリースから参照。
画面から流れる情報を必死にスクロールすればするほど、頭の中に「こもり熱」が滞る結果に。スマホを片時も手放せない人は、同書をチェックしてその対策方法を確認してみては。
【書籍概要】
定価:1400円(税別)
体裁:B6変形判・並製
頁数:136ページ
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