コロナ禍で未曽有の状況にさらされた2020年。「不要不急」という言葉に自らの仕事や活動を否定されたような思いを抱いたり、ウイルスを恐れながら通勤せざるを得なかったりと、自らの働き方や生き方について問い直したビジネスパーソンも少なくないだろう。
その答えを求めるかのように、一冊の書籍が人気を博している。
株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社学研プラスは、池上彰氏監修による「なぜ僕らは働くのか」が15刷40万部に到達したことを発表した。
「なぜ僕らは働くのか」とは
同書は、「生きる」「働く」の本質を、わかりやすい文章と図解イラストで伝える児童書として発売した。
将来への漠然とした不安を抱える中学生が主人公の物語を各章の冒頭に配し、「仕事とはなにか」「“働く”とお金の関係」「生活にかかるお金」「好きを活かす仕事の見つけ方」「幸せな働き方」「AI時代の仕事」「人生100年をどう生き抜くか」といった、多種多様なジャンルについて解説。
120ページを超えるデザイン性の高い図解ページをもってわかりやすく編集されており、普遍的な心構えと、いまの時代だからこそ知っておきたいAI、SDGs、ダイバーシティ、人生100年時代といった現代の重要テーマも網羅しているところが特徴だ。
そのため児童書というジャンルでありながら、就職活動を控える大学生や、すでに働いている社会人たちからも高い支持を受けているという。
12月に第15刷、発行部数40万部を達成
同書は今年の3月に発売後、たった5日間で増刷がかかるなど増刷を重ね続け、ついに第15刷、発行部数40万部に到達した。
出版販売会社の大手、日販の児童書部門ベストセラー第1位(20年4~11月累計、日販オープンネットワークWIN調べ)、紀伊國屋書店全店ランキング児童書部門1位(20年4~9月紀伊國屋パブライン調べ)など、各種のランキングで一位を記録した2020年を代表する一冊だとしている。
各界の著名人からも評価が高く、SNSでも話題になっているという。そのほか詳細な内容は同社プレスリリースから参照。
先行きの見えない不安な思いを未来への希望に変えるため、チェックしてみてはいかがだろうか。
【書籍概要】
定価:1500円(税別)
判型:A5変型判
頁数:228ページ
【関連記事】
第一線で活躍する著名人の“転機”に迫る!「ぼくらの転機 ココロオドル仕事との出会い方」12月18日開催へ
これまでの人生やキャリアを振り返ったとき、誰にでも「人生をかえた"転機"」というものがあるのではないだろうか。 「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社は12月18日(金)、...
すべてのビジネスパーソンに贈りたい!アート×寿司「すし玲」オーナーに学ぶ、「恩送り」という考え方
人は誰でも一人では生きていけない。特に仕事という観点においては、仕事のやりかたや、仕事への向き合い方を教えてくれる先輩や上司、仕事仲間などといった人の存在がとても重要ではないだろうか。 「...
さまざまなビジネスに通じるアイデアを披露!神戸学校online、編集者・佐渡島庸平氏によるライブ配信を開始
ビジネスパーソンとして仕事や人生に迷ったとき、支えや指針になるものを何か持っているだろうか。それを言葉で得られるきっかけとなりそうな動画が配信される。 フェリシモが運営するオンラインサロン...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう