HOME熱血スポーツマンガ『弱虫ペダル』がビジネス書に!登場キャラに学ぶ「リーダーの条件」とは?

熱血スポーツマンガ『弱虫ペダル』がビジネス書に!登場キャラに学ぶ「リーダーの条件」とは?

鈴木京

2020/12/24(最終更新日:2020/12/24)


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「愛読書」というと、ビジネス書や小説などの書籍をイメージしがちだが、実は愛読しているマンガから勇気を得たり、背中を押されたりした経験がある人も少なくないのではないだろうか。

株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社学研プラスは、書籍『弱虫ペダル 無敵のリーダーシップ』を発売中。起業を目指している人や、将来的にリーダーを目指している人にとって、参考になりそうな一冊だ。

『弱虫ペダル』は、週刊少年チャンピオンに連載中の自転車マンガ。シリーズ通算70巻、累計発行部数2500万部を突破し、テレビアニメ、映画、舞台、小説として多角的にリメイクされるなど、人気を博している。

著者はリーダーシップ論の専門家

それでは、なぜ人気の自転車マンガが「ビジネス書」に取り上げられたのだろうか。

同書は、『弱虫ペダル』の登場人物たちの熱い交流を素材に“リーダーシップの秘訣”を研究した本。著者は、株式会社スパイスアップ・ジャパン代表取締役・神田外語大学客員教授で、グローバルリーダーシップの専門家である豊田圭一氏だ。

国内企業の海外研修・人材育成を進める一方で、7カ国で事業を運営する事業家としての顔をもつ同氏が、ある時、偶然にもマンガ『弱虫ペダル』を手に取ったところ、作品の登場人物であるキャプテンたちの行動が、最先端のグローバルリーダーシップのメソッドと驚くほど合致していたという。

こうして、同氏が2つの共通点をまとめて執筆する形で、世界の先端で行われているリーダー向けのコーチングメソッドと、国民的自転車マンガのコラボとして、同書が誕生したそうだ。

対照的な2人のリーダーから学ぶ

『弱虫ペダル 無敵のリーダーシップ』では、主人公が所属する総北高校自転車競技部での2人のキャプテンの言動の比較を軸に、最新リーダーシップ論を展開。

才能と実力に恵まれ、人格的にも優れている「エース型」のリーダーと、才能と実力は人並みで、陽気で穏やかな性格が取り柄の「凡人型」のリーダー。

この正反対のリーダー2人の行動分析とともに、原作ファンの心を動かす「名言」の数々を紹介しつつ、「現代のリーダーシップ」について掘り下げていく。

■目次

・はじめに 『弱虫ペダル』に学ぶ、新しい時代のリーダーシップ
・第1章 メンバーの心に火をつけろ! 新しいリーダーシップの「原則」
・第2章 信念と背中でチームを引っ張る! 金城真護の「エース型」リーダーシップ
・第3章 共感と目標意識でチームを引っ張る! 手嶋純太の「凡人型」リーダーシップ
・第4章 メンバー全員で結果を出す! 「役割分担」というリーダーシップ
・特別対談『弱虫ペダル』作者・渡辺航×豊田圭一/『弱虫ペダル』のリーダーたちを描きながら考えていること

【書籍情報】

◆タイトル:書籍「弱虫ペダル 無敵のリーダーシップ」
◆定価:1300円(税抜)
◆発売日:12月10日(木)

『弱虫ペダル』の魅力に触れられるだけでなく、ビジネスパーソンとして役立つ内容を学べる一冊。興味がある人は手に取ってみては。

詳細については、同社プレスリリースを参照。

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