コロナ禍のまま迎えることになった年末。リモートワークや新しい生活様式には慣れたものの、未だ先が見えない情勢に不安やストレスを感じているビジネスパーソンもいるのではないだろうか。
株式会社BiPPsは、最新世代認知行動療法をオンラインで行う新しいサービス「rest best」を提供中だ。
「rest best」とは
同社によれば、人は自分に起こることを無意識のうちに主観的に判断しており、この主観的な判断の繰り返しが自分の「考え方のクセ」になる。それがネガティヴなものである場合は、不安や抑うつを生み、能力の発揮を妨げてしまうという。
オンラインサービス「rest best」では、ユーザーが一日を通して感じた気持ちや考えを整理して記録。これによって自分の考え方のクセに気づき、客観的に出来事をとらえられるようになるとのこと。
対象は、コロナうつやリモートワークストレスなどに悩むビジネスパーソン、引きこもりや発達障害の当事者およびその保護者らだとしている。
「rest best」のプログラム内容
コラム法
「いつ、どのような状況で」「どのような考え方のクセが出て」「実際にはどう考えるのか」をユーザー自らが記入。
客観的に自分の考え方のクセを知ることで、不安や抑うつが次第に小さくなっていくという。
オンラインコーチング
心理学を学んだコーチが、解決法を提案するオンラインコーチングサービスもある。
カウンセリングとして話を聞いてほしい、不安や抑うつに対して認知行動療法的にアプローチしたい、自分の考え方のクセを矯正する助けをしてほしいといった思いがある人におすすめだという。
マインドフルネス・ヨガ
意識を今の呼吸や動作に集中することができれば、不安や抑うつに意識が向かなくなり、気持ちが前向きになるため、最先端の認知行動療法でも取り上げられているヨガプログラムを提供。
「rest best」のヨガは、医師が監修していることも大きな特長のひとつ。
専門家による記事
医学、社会学や脳神経科学の領域の世界的なトップリサーチャーが興味深いトピックを更新。ボランティア寄稿によるバイアスの一切かからない専門家の声を聞くことができる。
「rest best」開発の経緯
「rest best」の開発・監修は、集団認知行動療法研究会代表であり認定NPO法人東京英語いのちの電話名誉理事長の秋山剛氏や、昭和大学発達障害医療研究所の青木悠太氏をはじめとした東京大学・京都大学・カリフォルニア大学出身の精神科医と心理士らによる。
「コロナうつ・リモートワークストレスを解消するためのツールがない」といった企業人事部からの要請や、「引きこもりや発達障害の当事者の行動変容を促す適切なサービスがないと」という家族からの要望に応じて開発したそうだ。
そのほか詳細な内容は同社プレスリリースから参照。
この一年のストレスを来年に持ち越さないためにも、チェックしてみてはいかがだろうか。
出典元:「rest best」
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