近年何かと話題になることの多いふるさと納税。若手のビジネスパーソンの中には「興味はあるけれどやったことはない」といった人も多いのではないだろうか。
実際にやっている人はどんな返礼品を目当てに選んでいるのか、また、金額はどれくらい寄付しているのか…気になる疑問に答えてくれる調査結果が発表された。
株式会社PLAN-Bが運営をするカジナビは12月17日(木)、全国を対象に「ふるさと納税」に関してのアンケート調査を実施し、その結果を公開した。
やり方が「よく分からない」という理由でしない人が半数以上!
「今年ふるさと納税しますか?」という質問に対し、半数以上の52%が「しない」と回答。残りの約半分が「する」と「迷っている」を二分するという結果になったという。
同社によると、ふるさと納税の寄付金額自体は年々増加傾向にあるそうだが、実質4分の1の人しか利用していないとしている。
ふるさと支援もできて、お得に豪華な返礼品がもらえるのが魅力のふるさと納税だが、「しない」「迷っている」人に理由をたずねると、「よく分からない」が最多となった。
一方、ふるさと納税をする理由については、「節税対策」と「返礼品がほしい」が二分していた。なお、同社は「ふるさと納税は納めるべき税金を"寄付"という形で前払いしているだけで、節税にはならない」と説明している。
ふるさと納税でいくら寄付する?「3万円未満」が70%以上
ふるさと納税を利用している人に1年の寄附金額を聞いてみると、寄付額で最多の金額帯は「1〜3万円」(43%)で、2番目の「1万円未満」(28%)と合わせると全体の71%を占める結果になったという。
また、数ある返礼品の中でほしい返礼品を聞いてみると、1位は「肉」という結果に。2位の「お米・パン」を選んだ人は、贅沢品というより日々の食費の節約として選んだ傾向にあるとしている。
【調査概要】
調査内容:「ふるさと納税」に関するアンケート調査
調査方法:インターネット調査
対象者:全国のクラウドソーシング利用者1173人(年齢・性別問わず)
調査期間:12月1日(火)~12月3日(木)
同調査の質問および回答者の属性など、詳細については同社プレスリリースで確認できる。ふるさと納税に興味があるという人は、まずは仕組みを理解することから始めてみては。
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