マーケティングの意思決定に活かすために用いられるという「マーケティングリサーチ」。聞いたことはあるが、実際にはよくわからないというビジネスパーソンも少なくないのではないだろうか。その体系を時代の移り変わりと共に無料で学ぶチャンスが訪れた。
株式会社アスマークは12月15日(火)、同社設立20期を記念して、マーケティングリサーチが日本においてどのような発展を遂げ、今後はどう変遷していくのかをまとめた冊子「日本のマーケティングリサーチ20年の変遷」を作成、無料公開を開始した。
マーケティングリサーチとは
同社によるとマーケティングリサーチとは、消費者が何を求めているのかを調査によって吸い上げ、分析し、マーケティングの意思決定に活かすために行なわれるもの。
普段目にする商品や利用するサービスはすべて、あらかじめ対象とするターゲットを定め、様々な視点および目的のもとでコンセプトが作成され、それを元にパッケージや価格、売り方などが決められており、その多くのケースにおいてマーケティングリサーチが用いられているという。
今後の発展と変貌を推測する
このマーケティングリサーチの起源は1911年のアメリカにおいて、チャールズ・C・パーリンがカーチス出版社の新たな商業研究部門の責任者に就任した時をはじめとし、その後欧米諸国で大きく発展。その後徐々に、身近な存在になっていったとのこと。
マーケティングリサーチはこれから日本においてどのような発展を遂げ、どのように移り変わっていくのか。同冊子は、その変遷についてまとめたものであり、誰でも無料でダウンロードが可能だ。
【目次】
・インターネットの勃興によるマーケティングリサーチの進化
・新しいマーケティングリサーチの登場
・リサーチ会社に求められる「データサイエンティスト」
・デジタル時代のマーケティングリサーチの課題
・新型コロナ禍におけるマーケティングリサーチ
・アフターコロナにおけるオンラインインタビューの定着
※ダウンロード方法およびその他詳細は同社プレスリリースより参照。
【冊子概要】
タイトル:日本のマーケティングリサーチ20年の変遷
著:株式会社アスマーク
監修:小出浩氏(元ロッテ調査部長)
公開日:2020年12月15日
ページ数:10項
コロナ禍に入ってからのマーケティングリサーチの変化もたどれる一冊。マーケターならずとも、幅広い分野において参考になりそうだ。
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