コロナ禍によるステイタイムを利用して英語を学び直すビジネスパーソンが増えているというが、漠然とした目標ではモチベーションが続かない。英語学習のその先に、英語でどんな活躍をする自分の姿を描くのか?その参考になりそうな書籍が登場した。
株式会社イーオンは12月21日(月)、書籍「対談(5)!プロフェッショナルの英語術Ⅱ 世界で認められる人の条件とは」(プレジデント社)を発売した。
同社代表の三宅義和氏が世界で活躍する俳優・アスリート・作家といったプロフェッショナルから英語学習経験や海外での体験談を聞き、「世界で認められる人の条件」について議論するプレジデントオンラインの連載企画『英語を話せれば一流になれるのか?』をもとに書籍化した第5弾だ。
連載企画「英語を話せれば一流になれるのか?」とは
「英語を話せれば一流になれるのか?」は、プレジデントオンラインで連載中の人気企画。
「英語を話すことができれば、グローバルな活躍ができるということになるのだろうか」という疑問をもとに、英会話教室を運営する同社代表の三宅氏が、世界の様々な舞台で活躍するプロフェッショナルをゲストに、「グローバルに活躍できる人材とはどんな存在か」ということについて議論。
同書は、この企画を収録し2019年12月に発売した「対談(4)!プロフェッショナルの英語術」に続く第5弾として、多方面から迎えた豪華ゲスト8人との対談をまとめたものだ。
ゲストが世界に出て戦った経験や、日本と世界の懸け橋として情報発信をした経験、日本から世界を見据えた活動などを通して、英語学習に対する姿勢や英語を通してグローバルに活躍することについて語っている。
英語力を活かして活躍するゲストたち
同書に登場するゲストは、元テニスプレーヤーの杉山愛氏や俳優の別所哲也氏、ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏をはじめとする語学学習や海外経験のあるプロフェッショナルたち。
これに長年英語業界に携わる三宅氏の知見をあわせ、効果的な学習法や、英語をどのように活かすのか、世界で認められる人になる条件などについて、具体的に提言する内容となっている。
グローバルな舞台で活躍している人たちの英語学習方法を知りたい人、いろいろな学習方法を試したがなかなか効果が上がらない人、英語学習のモチベーションが続かなくて悩んでいる人といったように、広く英語学習方法やグローバルで活躍するためのスキルに興味がある人におすすめだとしている。
【目次】
第1章 「なぜ英語をマスターしたいのか」という「why」を明確にする
杉山 愛 元プロテニスプレーヤー第2章 英語を話すときは、メンタリティも切り換えて、自分の考えを主張する
別所哲也 俳優第3章 英語を学ぶ目標設定をしっかり行い、コツコツと「正しい努力」を続ける
中澤佑二 元プロサッカー選手第4章 相手と心を交わす手段として、生きた英語を実際に使う機会を増やす
宮本笑里 ヴァイオリニスト第5章 「英語を身につけた先」のイメージをできるだけ具体的に描くようにする
ハリー杉山 タレント第6章 英語はグローバル時代に「生きやすい」状況をつくるための必要なスキル
高嶋哲夫 小説家第7章 目移りせず、ひとつの教材を徹底的にやることが、大きな自信につながる
清水建二 英語教材開発者第8章 完璧を目指さずに、とにかく口に出してみて、英語の筋トレを行う
モーリー・ロバートソン 国際ジャーナリスト、ミュージシャン
そのほか詳細な内容は同社プレスリリースから参照。
インターネットで世界との距離がますます近くなった今、英語を学ぶ意義は高まる一方だ。新年からの英語学習に気合が入る一冊としてチェックしてみては。
【書籍概要】
価格:1000円(税別)
仕様:四六版サイズ
頁数:264ページ
出典元:「対談(5)!プロフェッショナルの英語術Ⅱ 世界で認められる人の条件とは」
出典元: 「英語を話せれば一流になれるのか?」
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