2020年も終わりに近づいている。年末年始などの大型連休には、普段できないことをして有意義に過ごしたいと思っている人もいるのでは。
株式会社おてつたびは、短期的・季節的な人手不足で困る旅館・ホテルの“お手伝い”をしながら旅行ができるマッチングサイトを運営している。
同社は12月15日(火)、全国の旅館・ホテル約4000施設が加盟する「JTB協定旅館ホテル連盟」との連携を発表。“お手伝い”しながら地域や宿泊施設の魅力を発見する新しい旅行の形を共に推進していくという。
GoToトラベル等の影響で、急な人手不足が加速する旅館やホテルなどの加盟施設に対して、連盟が一部費用負担をする形でサポート。
人手不足に悩む宿泊施設に、労働力を補完すると同時に、地域交流を通じて、地域の人との関係性や宿泊施設のファンの創出を目指す。
「年末年始を有意義に過ごしたい」「将来の働き方やライフスタイルについて考えてみたい」人にとって、貴重な体験ができそうだ。
地域の困りごとを“お手伝い”
「おてつたび」は、日本各地の地域の困りごとを“お手伝い”することで、報酬を得ながら旅行ができるサービス。
“お手伝い”を通じて地域の人と関係性が生まれ、再び同じ地域へ訪れる参加者も増えており、関係人口拡大の一助を担っているという。
繁忙期の人手不足に悩む宿泊施設
一方、「JTB協定旅館ホテル連盟」によると、繁忙期・閑散期の差が激しい旅館・ホテルは、繁忙期には客室が空いていても従業員が足りず、利用者数を制限せざるを得ないという課題を抱えている。
地域の季節的・短期的な人手不足を通じて、地域や宿泊施設のファン(関係人口)創出するという強みをもっている「おてつたび」は、今回の連携によって、多くの宿泊施設に広く周知することが可能になり、共同で宿泊施設の人手不足解消に取り組んでいく。
同社によると、コロナ禍を受けて旅館・ホテルの経営がひっ迫しているため、「おてつたび」に支払う費用の一部を負担する経費支援を盛り込んだ内容で実施するとのこと。
宿泊施設の人手不足解消と、関係人口の創出を同時に叶えるユニークな取り組み。興味がある人は参加を検討してみては。
詳細については、同社プレスリリースを参照。
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