HOMEライフスタイル コロナ禍だから生まれた事業に注目!12月第2週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ

コロナ禍だから生まれた事業に注目!12月第2週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」まとめ

白井恵里子

2020/12/13(最終更新日:2020/12/13)


このエントリーをはてなブックマークに追加

新型コロナウイルスの影響で深刻な状況にある業界を支援するため、12月もさまざまな試みが登場している。

そのなかでも目を引くプロジェクトはどれも、「コロナ禍だからこそうまれた」という印象がある。逆を言えば、新型コロナウイルスの影響がなければ生まれなかったかもしれない事業たち。

そういった視点でひとつひとつのプロジェクトをみていくと、単なる「支援」にとどまらない新しい価値や発見がありそうだ。

この記事では、12月第2週に発表された「新型コロナで打撃を受ける業界を支援する方法」をいくつか取り上げ、紹介する。

オンラインサロン「はなはなの会」

オンラインサロン「はなはなの会」事務局は、コミュニティサイト「CAMPFIRE community」にて、新型コロナの打撃を受けている奄美大島を応援したい人が集うオンラインサロンをオープンしている。

サロンでは、島人と奄美大島好きな人たちが集まり、奄美の魅力をシェアしていく。

不定期で開催するオンライン交流会では島の情報をメンバーみんなでアップデートするほか、プランによっては毎月届く特産品を楽しめる特典も。

奄美大島が好きな人、島の暮らしをオンラインで体感したい人などは、チェックしてみてはいかがだろうか。

出典元:合同会社ジムジャム

「すすきのにエールを♪クラフトビールですすきのを応援プロジェクト」

「すすきのにエールを♪クラフトビールですすきのを応援プロジェクト」メンバーは、北海道の繁華街「すすきの」への来訪者が激減し多くの飲食店が悲鳴をあげている現状をうけ、「すすきのにエール(yell)(勇気)を!」「すすきのからエールを送る!」をコンセプトに、クラフトビールづくりを企画。12月25日(金)まで、クラウドファンディング「ACT NOW」にて支援を募集している。

すすきのを代表する飲食店グループAPRが中心となり、原材料に北海道産の小麦「春よ恋」、すすきので採取した貴重なはちみつを使い、すすきので地ビールを作り続ける薄野地麦酒が製造を手掛ける。

初めてクラフトビールを飲む人も飲みやすいようにフルーティーな味わいと、またクラフトビール好きな人にも喜んでもらえる本格的な味わいを目指すという。

すすきのに縁のある人はもちろん、新しいお酒を味わってみたいという人などは、仕事終わりの一杯にいかがだろうか。

出典元:株式会社トリプルワン

「クラウドファンディングを活用した特産品振興支援事業」

公益社団法人鹿児島県特産品協会は、コロナ禍の生産者支援および県内特産品の情報発信を目的とし、新たな市場でのサポーター作りやブランド化・販路開拓を目指すため、「クラウドファンディングを活用した特産品振興支援事業」を実施している。

同協会は12月11日(金)、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」のフランチャイズパートナーとして「ひっとべ鹿児島 想いをつなぐプロジェクト」を立ち上げ、4つのプロジェクトの展開を開始した。

第1弾は「薩摩切子」と「焼酎」のスペシャルコラボ。鹿児島が誇る「切子師」と「杜氏」の2つの匠が互いの仕事場を訪問・体験し生み出した一期一会の作品だという。

プロジェクト期間は2021年2月8日(月)まで。プロジェクト限定の特別コラボを、堪能してみては。

出典元:公益社団法人鹿児島県特産品協会

酒米「山田錦」の余剰米を利用した「酒米リゾット」

オイシックス・ラ・大地株式会社は、新型コロナの影響で国内外の出荷量が大幅に減少している日本酒の現状を受け、原料となる酒米「山田錦」の余剰米を家庭でおいしく食べられるオリジナルメニュー「酒米リゾット」を商品化。12月10日(木)、同商品の販売開始を発表した。

酒米リゾットはそのまま調理して食べてもおいしいが、トマトやきのこ、チーズと合わせるなど、好みのアレンジも楽しめるという。

自宅時間が増え、自炊を楽しむビジネスパーソンも増えたのではないだろうか。手軽に楽しめる「酒米リゾット」なら、在宅勤務の日のランチにも良さそうだ。

出典元:オイシックス・ラ・大地株式会社

ロスゼロ「酒蔵支援」

原商株式会社は12月8日(火)より、新型コロナの打撃を受けている酒蔵の酒をEC販売することで支援するとともに、食品ロス削減を目指す取り組みを開始した。

新潟から全国の酒蔵に向けて余剰在庫の仕入提案を行い、消費者には割安で販売を行う試みだ。

株式会社ビューティフルスマイルによる食品ロス削減事業「ロスゼロ」のロゴデザインを使用することで、食品ロス削減とSDGsの喚起もおこなう。

オンライン忘年会や新年会などに向けて、お手頃価格なお酒を探しているビジネスパーソンなどは、チェックしてみてはいかがだろうか。

出典元:原商株式会社

なお、各サービスの詳細は、各社プレスリリースにて確認ができる。「コロナ禍だからこそうまれた」商品やプロジェクトを、ビジネスパーソンとしてこの機会にチェックしてみてはいかがだろうか。

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード