コロナ禍という大きな社会的影響があった2020年。変化がますます激しく、先行きが不透明な今、自分の資産運用についてしっかりと考えていきたいと思っている若手ビジネスパーソンも多いのではないだろうか。
株式会社Money&Youは、書籍『はじめてのNISA&iDeCo』を成美堂より出版した。著者は、同社代表取締役社長の頼藤太希氏ら。
これから資産運用を始める人にも理解できるよう、制度のしくみから自分に合った商品選びまで、オールカラー・豊富な図版でやさしく解説。巻頭や各章の冒頭には、導入マンガを掲載している。
預金好きな日本人
同書によると、日本人は預金好きで、2019年末の日本の個人資産1903兆円のうち、現預金は約1000兆円と総資産の約53%を占めているとの統計もあるという。対して米国では、株式・投資信託・債券といった金融資産の割合が約53%あるという。
日本人とアメリカ人の総資産は、ここ20年でどちらも増えているそうだ。日本人の総資産は、1997年から2017年の20年間でおよそ1.4倍。一方、アメリカ人の総資産は、同期間の20年間で2.9倍に。このことから、現預金の多い日本人と、資産運用の多いアメリカ人の差が、資産額の差を生んだともいえるという。
つまり、お金を増やしたいと思ったら、お金をどこに置くかが重要になってくるのだと、同書では説いている。
●コンテンツ●
<巻頭マンガ> お金を増やす方法を知りたい!
【プロローグ】
【第1章】 誰でも非課税!NISAのしくみ
【第2章】 老後資金作りの最強ツール!iDeCoのしくみ
【第3章】 実践!運用スタートまでのプロセス
【第4章】 必ず見つかる!自分にあった商品の見つけ方
【第5章】 運用スタート後の不安を解決!
コラム: 資産運用で成功する人と失敗する人の違いとは?
つみたてNISAやiDeCoはフル活用を提案
投資において、一番不安なのは「値動き」でお金を失う可能性だろう。同書では、そんな値動きと付き合っていく方法として、「長期投資」「積立投資」「分散投資」をおこなうことを提案。
また、“「非課税×長期積立分散投資」のつみたてNISAやiDeCoはフル活用すべき”など、初心者が資産運用を始めるにあたって知っておきたい内容を収録している。
【書籍概要】
◆タイトル:「はじめてのNISA&iDeCo」
◆著者:頼藤太希、高山一恵
◆出版社:成美堂
◆定価:1320円(税込)
◆発売日:12月4日(金)
◆単行本:A5版176ページ
詳細については、同社プレスリリースを参照。
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