インターンの学生や、社会人1年目の若手ビジネスパーソンが任せられがちな議事録の作成。スタンダードなやり方では、ひたすら聞きながらキーボード入力をしていくのみだが、もっと効率的かつスピーディに片づける方法はないものだろうか?
quintet株式会社は、議事録作成の時間を短縮化するツール「One Minutes(ワンミニッツ)」のβ版リリースに先がけて、事前登録を開始している。
「One Minutes」β版とは
「One Minutes」β版は、普段通りにメモを取るための「議事録フォーマット」と、聞き逃しを無くす「レコーダー・文字起こし機能」を融合させた議事録作成サービス。「タイピング・発言連動保存機能」もあるため、発言探しに手間を割く必要がゼロだという。
これらの機能により、「議事録作成に集中していると、聞き逃しが不安」、「聞き逃さないための録音、聞き返しが面倒」、「打ち合わせが連続すると、議事録が溜まってしまう」といった課題を解決。
議事録作成に苦手意識を感じている人や、議事録作成の業務効率を向上させたい人、これまでの音声文字起こしサービスでは議事録作成を効率化できなかった人におすすめだとしている。
事前登録について
「One Minutes」は現在、同社社内および複数テスト利用中のα版にて開発中だ。この結果を受けて、2021年1月にクローズドβ版としてリリースを予定。事前登録を受け付けた企業から順次提供を開始していくという。
事前登録の申し込み方法やそのほか詳細な情報は同社プレスリリースを参照のこと。
文字打ちの時間を削減できれば、より多く他の仕事ができるようになるのはもちろんのこと、議事録自体も構成やレイアウトに注力して、見やすく伝わりやすいものにアップデートできる。
進まない議事録のDX化
同社によると、議事録は多くの企業や組織、個人にとって、業務効率化を図るうえでの重要なタスクとして、頻繁に作成されている。しかしその作業は煩雑で時間がかかる上、適切なフローで作成しなくては意味がないという。
また、近年は働き方やハンコ文化のように、様々な事柄が急速にDX化されてきているにも関わらず、議事録のDX化は一向に進まない状況を“日本社会の課題”と捉え、このたび「One Minutes」の開発を開始したとのこと。
議事録作成作業に課題を感じている若手ビジネスパーソンは、長期的に打ち合わせや会議を革新するDXツールのひとつとして、上司に導入を提案してみてはいかがだろうか。
出典元:One Minutes
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