ビジネスパーソンの一般教養に…「現代用語の基礎知識」コロナ禍の重要ワードを多数掲載して増刷決定！

佐藤優子

2020/12/04（最終更新日：2020/12/04）

目次: +「現代用語の基礎知識」とは; +コロナ禍の世相を表す言葉を多数収録

年の瀬が迫り、ビジネスパーソンとして、今年1年の出来事やニュースなどをおさらいしておきたいと考えている人もいるのではないだろうか。

株式会社自由国民社は、同社発行の年度版雑誌「現代用語の基礎知識」の増刷を発表した。年末の風物詩「ユーキャン新語・流行語大賞」における「ことば」の選定元としても有名な同誌の増刷は、創刊以来35年ぶりだという。

「現代用語の基礎知識」とは

同社によると「現代用語の基礎知識」は、1948年創刊以来、毎年刊行している現代用語事典だ。収録用語の増加にともない、近年までに1000ページを超える重厚な本となったが、2020年版から大幅にリニューアル。

サイズも価格も手に取りやすいコンパクトな体裁となり、時代を反映する新語と現代を生きるための基礎知識を厳選して解説する用語年鑑として生まれ変わったという。

コロナ禍の世相を表す言葉を多数収録

11月5日（木）に発売した「2021年版」は、リアル書店・ネット書店ともに例年にない好調な売れ行きとなり、35年ぶりの増刷。新型コロナウイルス関連の情報をはじめとして、2020年の出来事を読み解くために必要な知識を多数掲載したためと分析している。

新型コロナウイルスについて基本的な知識をおさらいできる特集ページや、2020年「ユーキャン新語・流行語大賞」に輝いた「3密」をはじめ、「ソーシャルディスタンス」「自粛警察」「巣ごもり消費」といったコロナ禍の世相を表す言葉を多数収録。

特集「安倍長期政権のおさらい」や国際情勢などに加え、「ぴえんこえてぱおん」「～しか勝たん」といった若者言葉や、「第4次韓流ブーム」についてなど、コンパクトな誌面の中に幅広く現代をとらえる言葉を掲載。激動の2020年の記録として携えておきたい1冊に仕上がったとしている。

【目次】
＜巻頭キーパーソン＞
棋士・藤井聡太二冠「藤井聡太の言語（北野新太）」／将棋用語解説
＜巻頭特集＞
・2020年のキーパーソン〔人物ファイル〕
・世界の国旗／国旗コラム
＜現代用語ジャーナル＞
・新型コロナウイルスのおさらい
・コロナ時代の私たち
・安倍長期政権のおさらい
＜ニュースのおさらい＞
「どうした」「そもそも」「どうなる」の3ステップで、気になるニュースをはじめから理解し直す！
＜KEY NUMBER数字で読む2020＞
＜やくみつる世相フラッシュ＞
＜巻末／カタカナ語・外来語・欧文略語＞

このほか詳細な情報は同社プレスリリースから参照。

歴史に残る2021年版は、ビジネスパーソンが知っておきたい一般教養として本棚に収めておいてもいいかもしれない。

【書籍概要】

定価：1500円（税抜）
体裁：B5変型判
ページ数：320ページ
発行：株式会社自由国民社

出典元：「現代用語の基礎知識 2021」

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