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今年の忘年会幹事を任されたあなたへ、コロナ禍の「忘年会のためのサービス」まとめ

白井恵里子

2020/12/05(最終更新日:2020/12/05)


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新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることを受け、今年の忘年会幹事を任された若手ビジネスパーソンは、「そもそも開催すべきか?」「開催するのであればどんなかたちが良いのか?」など、頭を悩ませているのではないだろうか。

オンライン飲み会も普及し、家にいながら気軽に参加できる"オンラインでの忘年会"という選択肢もあるが、実際のところ、オンライン忘年会に対する周りの見解はどうなのか?

そして、感染対策を考えながら忘年会を開催するためには、どのようなサービスを利用すればよいのか?

この記事では、「2020年の忘年会に関する実態調査」結果および、コロナ禍の忘年会に関するサービスをいくつか取り上げ紹介する。

そろそろ忘年会の計画を立てなくては…という若手ビジネスパーソンは必読だ。

オンライン忘年会に関する実態調査

キリンホールディングス株式会社は、「月に1回以上飲酒する」という20〜50代の男女500人を対象に、「2020年の忘年会に関する実態調査」を実施。11月30日(月)、その結果を公開した。

まず、2020年に忘年会の予定があるかどうかを尋ねたところ、6割以上が「予定はない」と回答。「ある」と回答した人は2割弱にとどまった。

「忘年会をするとしたらリアルまたはオンラインのどちらで開催したいか」を尋ねると、34.2%が「オンライン派」と回答した。現状忘年会の予定がない人の方が、「よりオンラインで安全に開催したい」という意向が見てとれる結果が出たという。

また、「終電や時間を気にしなくていい」「安全に開催できる」「費用がかからない」などのメリットから、「オンライン忘年会なら参加してもいい」と考えている人が36%と、3人に1人以上の割合という結果に。

一方で、オンライン飲み会には「終わりづらい」「会話が弾まなそう」「抜けづらい」といった不安やデメリットも。開催者は、このような不安解消に向けた工夫を取り入れるほか、開催時間をしっかりと決めて、飲みすぎを防ぐということも意識したほうが良さそうだ。

出典元:キリンホールディングス株式会社

コロナ禍の「忘年会のためのサービス」

実は、感染対策を考慮しながらコロナ禍で忘年会を開催するためのサービスが数々登場している。

イベモン『忘新年会パック』サービス

タメニーアートワークス株式会社は11月19日(木)、企業向けイベントプロデュース「イベモン」より、2020年度『忘新年会パック』サービスをリリースした。

このサービスでは、オンライン・オフライン形式を選択でき、両形式を併用することも可能。オフラインの場合には、感染対策に配慮した会場を紹介する。

最大の特徴は、会場探しから当日の運営までイベモンが代行するため、幹事も楽しみながらイベントに参加できるという点だ。必要に応じてオプション(映像制作や記念品手配等)を追加することもできる。

参加人数と予算に応じての依頼が可能。「すべて代行をお願いしたい!」といった場合には、心強い存在となりそうだ。

出典元:タメニー株式会社

パーティーデリバリーサービス「DeliPa」

株式会社NEO FLAG.は11月25日(水)、料理を指定配送先に一斉配送できる在宅パーティ向けデリバリーサービス「DeliPa(デリパ)」をリリースした。

作りたてのBox料理を個人宅やオフィス等に届けるほか、ロゴや社名が入ったオリジナルグッズの制作やZoomなどの配信サポートまで、オンラインパーティーをワンストップでサポートする。配送先は最大200カ所だという。

横浜で採れた“横浜都筑野菜”や旬な食材を使用したメニューは全20種以上。作りたてのサラダメニューやマリネなどの彩り鮮やかなフードから、パスタ、オムライスなど主食メニューまで、バリエーションも豊富だ。

社長から社員へ向けた「Xmasプレゼント」としてギフトボックスを配送するなど、希望に沿ったメニューのプロデュースも可能。華やかな料理やギフトに囲まれれば、在宅でも気分が盛り上がりそうだ。

出典元:株式会社NEO FLAG.

『オンライン×オフラインで"つながる"プラン』

株式会社ノンピは11月19日(木)より、新プラン『オンライン×オフラインで"つながる"プラン』の販売を開始した。

オンライン懇親会専用フードをオフライン開催の会場に一括で届けることで、オフラインとオンラインの参加者同士が同じメニューを楽しむことができる。(配送エリアは東京23区、川崎市、横浜市の一部)

料理の内容は、ピンチョス4本セット・9種アラカルト・忘年会カップケーキなど。オンライン・オフラインのハイブリッド開催でも、同じ料理を楽しむことで、参加者同士の距離がぐっと近づきそうだ。

出典元:株式会社ノンピ

バーチャル空間「oVice」

株式会社 NIMARU TECHNOLOGYは、バーチャル空間「oVice(オヴィス)」にて、オンライン忘年会ができる共用のバーチャル空間を12月31日(木)まで無料で提供している。

ここでは、自分のアイコンを画面上で自由に動かし自由に話しかけられるため、ビデオ会議ツールのようにグループ分けを行う必要がなく、同時に複数人が発言できる。

「あの人とサシで話したい!」という時には、自分のアイコンをその人のアイコンに近づけるだけで、簡単に会話ができるという。

ステージで出し物をする人からテーブルで雑談する人まで、すべてが一画面で解決。もちろん、「直接顔を見て話したい」という時には、ビデオ通話を開始し、数人で談笑することも可能だ。

無料オンライン忘年会会場は共用スペースだが、各企業や団体で貸切る特別スペースも有料で提供。リアルさながらの忘年会をオンラインで楽しむことができる最新のツールで、参加者の皆をあっと言わせてみては。

出典元:株式会社 NIMARU TECHNOLOGY

「食べない忘年会・新年会プラン」

株式会社シュッティヤナセは11月18日(水)、恵比寿イーストギャラリー(東京都渋谷区)にて、「食べない忘年会・新年会プラン」の提供を開始した。

大人数での会食を避けるため、イーストギャラリー内では会食を行わず、マスク着用で挨拶や集合写真撮影などを短時間で実施。終了後はシェフが作つ料理を一人ずつ持ち帰り、自宅で楽しむことができるというプランだ。

マスク無しでの会話や大人数での会食を避けることで、感染対策を徹底した忘年会が実現できるとしている。

「オンラインもいいけれど、やっぱり対面式で行いたい!」という場合に、いかがだろうか。

出典元:株式会社シュッティヤナセ

なお、各サービスの詳細は、各社プレスリリースにて確認ができる。

コロナ禍であっても、「今年1年の締めくくりをしたい」「お互いに労い合いたい」という気持ちは、少なからず誰でも持っているのではないだろうか。このようなサービスをうまく活用し、感染対策を考慮しながら、自分も周りも楽しめる忘年会のかたちを模索してみてはいかがだろうか。

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