コロナ禍やリモートワークの浸透で、メンタルヘルスが注目される現在。心身を健康に保つために、瞑想やマインドフルネスに興味を持っている人も多いだろう。
True Nature Meditation合同会社は12月18日(金)から、ディビッド・ニックターン氏によるオンライン瞑想プログラム「The Next Stage of Meditation」の提供を始める。
瞑想の「理論」と「実践」を理解する内容で、アメリカでは10月の開始以来1000人以上の申し込みがあるなど、人気のプログラムとなっている。
日常に瞑想を取り入れよう
同社によると、瞑想(メディテーション)とは、「自分と友達になること」を目指すものだという。
長い年月をかけて培われた、哲学的・心理学的な理論に基づいて瞑想することで、心や身体の状態を把握し、自身の言動や行動を見つめる力を養うことができるそうだ。
また、近年よく耳にする「マインドフルネス」とは、自分の現在の動作に集中することで、思考や感情に振り回されずに「今自分がいるべき場所に居ること」を確認すること。
欧米では1970年代から研究が進んでおり、意識を「今」に集中させることが心に余裕をもたせ、ストレスも減少させると科学的に証明されているという。
ビジネスや医療、スポーツ、教育などで、幅広く取り入れられているメソッドなので、忙しい毎日を送るビジネスパーソンが、「今」に意識を置くトレーニングとしても活用できるとしている。
理論と実践から、瞑想への理解を深める
同プログラムでは、心を落ち着つけたり、物事に気がついたりするために、マインドフルネス瞑想やヴィパッサナ瞑想を行う。
瞑想を行う理由や方法を理解するため、2カ月ごとに4つのテーマを通じて、「理論」と「実践」の両面から瞑想を理解を深める内容となっている。
指導者のディビッド・ニックターン氏は、チベット仏教の高僧チョギャム・トゥルンパ・リンポチェの最初の弟子として、アメリカを中心に欧米諸国で45年以上、瞑想の指導を続けている。
コロナ禍では、アメリカの自宅からオンラインで指導を続け、不安定な時代だからこそ、日常に瞑想を取り入れる意義を伝えるとしている。
同プログラムは通訳を介して開催。瞑想の未経験者でも参加できるので、本格的に始めたい人や、理論を体系的に学びたい人は、この機会に試してみてはいかがだろうか。
詳細は、同社プレスリリースより確認ができる。
【関連記事】
心をスッキリさせて仕事に臨みたい!10月第5週に発表された「メンタルヘルス向上のための本・サービス」まとめ
入社して約半年が経ち、慣れない在宅勤務やオフィスでの人間関係などに疲れが見え始めた新入社員。入社2年目に突入して「まさにこれから!」という時にコロナ禍に突入し、思うように仕事が進まないというよう...
思考力が高まり気づきが増える!禅を気軽に生活に取り入れるアプリ「InTrip」新コンテンツをリリース
新卒で入社し、無我夢中で仕事を覚えてきた日々が過ぎ、そろそろ「新しい視点を手に入れたい」「今まで以上に集中して仕事に取り組みたい」と思っている人もいるだろう。 そんな人に役立ちそうな、心を...
“書く瞑想”で心をセルフケア!AIが思考・感情を分析しフィードバックする「ジャーナリングアプリ」リリースへ
テレワークや外出自粛、ソーシャルディスタンスなど、コロナ禍による新しい日常が続く中、仕事や日常生活などでストレスが溜まって疲れているという人は少なくないのではないだろうか。 ミッドナイトブ...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう