HOMEビジネスアイデアが成功するか否かの判断の秘訣を伝授!「ビジネスアイデア・テスト」発売中

ビジネスアイデアが成功するか否かの判断の秘訣を伝授!「ビジネスアイデア・テスト」発売中

さえきそうすけ

2020/12/01(最終更新日:2020/12/01)


このエントリーをはてなブックマークに追加

ある事業を思いついたとして、それがビジネスとして成り立ち成功するのかどうか…そこを見極めるヒントとなる書籍の続編が登場した。

株式会社翔泳社は11月、デイビッド・J・ブランド氏、アレックス・オスターワルダー氏著「ビジネスアイデア・テスト 事業化を確実に成功させる44の検証ツール」を発売した。

ビジネスアイデア成功の判断は主観よりエビデンス

同書は、事業のアイデアが成功するか否かを見極める「実験」の完全ガイド。世界的にベストセラーとなった「ビジネスモデル・ジェネレーション」の続編だ。

ビジネスアイデアが成功するかどうかの判断は「主観」より「エビデンス」とする同書。ユーザーにとって魅力的か、技術的に実現できるか、経済的にやっていけるのかを検証するために、使えるツールを網羅しているとか。

起業家や事業開発の担当者、ビジネスアイデアのあるすべての人必読の書としている。

顧客発見の実験と顧客実証の実験

顧客発見の実験では、顧客へのインタビュー、エキスパート・ステークホルダーへのインタビュー、パートナーとサプライヤーへのインタビュー、ある1日などを調査。

検索トレンド分析、ウェブトラフィック分析、オンラインフォーラム、営業チームのフィードバック、顧客サポート分析といったデータ分析を行っている。

また、オンライン広告やメール・キャンペーン、ソーシャルメディア・キャンペーン、紹介制度などの興味の発見について、加えて3Dプリント、ペーパープロトタイプ、ストーリーボードなどの議論のためのプロトタイプにも触れていく。

顧客実証の実験では、クリック可能なプロトタイプ、単一機能のMVP、マッシュアップなどのインタラクションのプロトタイプで、行動要請、シミュレーションの実験を行ったとしている。

著者紹介

著者デイビッド・J・ブランド氏は、2015年Precoilを設立し世界中の企業で新規のプロダクトやサービスの実証実験を支援してきたとし、米シリコンバレーの複数の起業家育成プログラムで講師を務めているという。

アレクサンダー・オスターワルダー氏は、2015年「経営思想のアカデミー賞」と呼ばれるThinkers50に選出、2019年同4位にランクインした人物。

世界中の大学やビジネススクールに客員講師として招かれてきた一方、一流企業やフォーチュン500企業の戦略・イノベーション関連のプロジェクトにも参画しているという。

出典元:翔泳社の本

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード