キャリアアップやより良い働き方を目指して、転職をする人が少なくない。転職希望者のなかには、どの業界が注目を集めているのか、気になる人も多いのではないだろうか。
株式会社学情は11月26日(木)、20代に特化した転職サイト「Re就活」にて実施した「転職人気企業ランキング」を発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の前後で、20代の転職者にどのような変化があったのかを調査・分析したものだ。
コロナ拡大前後で人気業界が変化
「Re就活」では、20~29歳男女を対象に、転職希望の業界についてアンケート調査を実施した。
新型コロナウイルス感染拡大前の2019年12月~2月に959人、感染拡大後の2020年8月~2020年10月に1217人が回答した。
その結果、ニューノーマル時代では、需要が伸びている「IT・ソフトウェア業界」「ゲーム関連」「テレワーク関連」などが人気ということが判明。感染拡大の前後で人気の業界が変化していることから、同社は、成長業界でスキルを身につけ、活躍したい20代が多いと分析している。
ステイホームを支えた企業が上位に
1位のアマゾンジャパンと3位の楽天は、ステイホームの消費需要を支えたことから、コロナ前と比べて大幅なランクアップとなった。
4位の任天堂を筆頭に、21位のバンダイナムコエンターテインメント、24位のスクウェア・エニックスなど、ゲーム関連業界が躍進した。
5位の日本マイクロソフトは、前回の37位から、20位のサイボウズは100位圏外から浮上するなど、テレワーク関連業界が大きく順位を伸ばした。
IT・ソフトウェア業界は上位3位を独占しており、10位以内の半数や、100位以内に19社がランクインするなど、人気が根強いことが分かった。
他にも、緊急事態宣言などで、自宅で過ごす時間が増加したことから、9位の花王や10位の資生堂などの生活消費財関連のメーカー、11位の味の素や13位の日清食品などの食品メーカーも人気だった。
また、29位の東京都、75位の福岡県、82位の神奈川県、87位の大阪府など、地方自治体も人気を集め、安定志向や社会貢献への意識が高まりが感じられた。
詳細は、同社プレスリリースより確認ができる。これから転職を考えている人などは、参考にしてみてはいかがだろうか。
出典元:学情「『20代が選ぶ「転職人気企業ランキング」2020<コロナ前・コロナ禍比較>」
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