新型コロナウイルスの影響で、働き方を見直したビジネスパーソンも多いのではないだろうか。起業や副業を考え始めた人もいるかもしれない。
株式会社アントレは11月26日(木)、独立・開業支援サイト「アントレ」の会員29万人の利用動向を分析したレポートを発表した。
レポートでは、コロナ禍において、独立や副業への興味の変化や、個人M&Aの実態などをまとめている。
今年はスピーディーな独立が目立つ
「アントレ」は、独立・開業を目指す人への支援サービス。ニュースや体験談などのコンテンツや、専門家からの個別相談などを提供している。
同社によると、新型コロナウイルスの影響で、働き方の価値観に変化が起きており、会員数は1.2倍増の29万人となった。特に20~30代が増加したという。
資料請求や面談の申し込みなどは、3月から4月に急増し、1.7倍に。相談内容の60%はコロナ関連で、収入が不安定になったことから独立を希望したり、次のキャリアとして独立を視野に入れる人が増えたそうだ。
同社は、例年と比べて今年は、独立への意欲の高さや、開業までのスピードが速いことが特徴だと分析している。
20代の「独立への意識」が高まる
5月には、全国の20代以上の働く男女574人を対象に、「コロナ影響下における働き方の意識変化」調査を実施した。
「働き方の価値観」については、全体の60%以上、そのうちリモートワーク経験者の80%以上が、変化があったと回答した。
「独立や副業、複業への関心」については、全体の40%は関心があり、特に20代は意識の高まりが加速しているという。
また、都内在住の20~30代で、リモートワークを経験した人は、独立への関心が80%以上になっていることが分かった。
コロナ禍で将来への不安が増加するなか、キャリアや働き方を見直したいと考えているビジネスパーソンは、今後のキャリア設計の参考にしてみてはいかがだろうか。
詳細は、同社プレスリリースより確認ができる。
出典元:アントレ
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