HOMEライフスタイル あなたの隠れたスキルがきっと見つかる!スキルをつなげるコミュニケーションツール「PRAIL」 β版公開

あなたの隠れたスキルがきっと見つかる!スキルをつなげるコミュニケーションツール「PRAIL」 β版公開

佐藤優子

2020/11/27(最終更新日:2020/11/27)


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イメージ画像:photo AC

履歴書や職務経歴書を書いている時、ふと「自分のスキルって何だろう」「もっと何か挙げられるスキルはないだろうか」と考え込んでしまったことはないだろうか。仕事で得た経験やスキル以外にも、棚卸をして自己分析をすれば、もっとたくさん見つかるかもしれない。

小田急電鉄株式会社は11月25日(水)、経験の蓄積と周囲からのサポートによって「自分のスキルを知り、伝える」ことで、個の力を高めるウェブサービス「PRAIL」β版(パソコン・タブレット向け)をリリースした。

「PRAIL」β版とは

同社によると「PRAIL」β版は、「スキルをつなげる」ことを目指した無料のウェブサービス。

「個人をエンパワーメントする」ことを表現するPersonal・Positive・Playful。Potential・Power等を表す「P」に、鉄道を意味する「RAIL」を組みあわせた名称とした。

具体的には、ユーザーは「PRAIL」で自分のスキルをチェックのうえ登録。記録メモ「アクティビティ」を作成し、仕事はもちろん、スポーツ、趣味、語学や講座受講、地域活動、ボランティア、イベントの開催、ボディおよびメンタル面でのケアやメンテナンスなど、日々の活動における様々な体験を記録していく。

さらに活動の関係者やメンバーを「アクティビティ」に招待して共有し、ユーザーが発揮したスキルに関する肯定的フィードバックを受け取る。

これをもってユーザーの経験やプロフィールを伝える手段とできるほか、コメントのやり取りができるSNS機能でコミュニケーションを取ることも可能だという。

「ソーシャルスキル」と「ポータブルビジネススキル」を重要視

「PRAIL」β版ではスキルを、仕事を含む暮らし全般の様々な状況に対して効果的に対処するための基礎スキル15種類を指す「ソーシャルスキル」、部署や業種が変わっても活用できるビジネススキル33種類を中心とした「ポータブルビジネススキル」、業界・業種特有の専門知識・技術を表す「業務専門スキル」の3つに大別。

なかでも「ソーシャルスキル」と「ポータブルビジネススキル」を重視し、アクティビティごとに、招待した関係者から「ソーシャルスキル」、「ポータブルビジネススキル」についてのフィードバックを受け取ることができる。

「PRAIL」誕生の背景

同サービスは、同社のイノベーションラボ「IFLATs(アイフラッツ)」が提案する「個人のエンパワーメント」のためのソリューション第1号として誕生。

IFLATsの調査(同社調べ)によると、個人の強みや能力を示す言葉である「スキル」は、仕事のみならず暮らし全般の中で行う多様な活動や経験を通じて得られるものだということに対して、多くの人は意識的ではないことが明らかになっている。

そこでIFLATsは“自分のスキルを認識すること”、“日々の仕事や暮らしを通じてスキルを得ていること”の2点に関する意識の醸成が社会課題であると考え、「PRAIL」開発に至ったとのこと。

人と人が「スキル」を軸に、お互いをサポートし合うコミュニケーションを気軽に行える「PRAIL」の普及により、社会課題の解決を目指すとしている。

そのほか詳細な情報は同社プレスリリースを参照。スキルに着目した同サービスは、自己PRへの活用のみならず、新しい才能と新たな仲間の発見にもつながりそうだ。

出典元:「PRAIL公式サイト」

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