新型コロナウイルスの影響で、経済活動が停滞し、将来を予測しにくい時期が続いている。そんな中でも、ビジネス予測や新しいアイデアなどを求められるビジネスパーソンも多いのではないだろうか。
株式会社xenodata lab.は11月24日(火)、今後5年以内の中長期における経済動向をAIが予測したレポートを無料公開した。
業界や企業、ニーズなどの経済動向を把握することで、仕事に役立てることができそうだ。
AIが将来の経済を予測
将来予測サービス「xenoBrain」では、経済ニュースや決算情報をAIが分析し、経済や企業の将来予測をリアルタイムで提供している。
米国ダウ・ジョーンズ社や時事通信社、帝国データバンクとの提携で、信頼性の高い情報を取り扱い、金融機関の業務効率化や、経営の意思決定を支援するという。
同社は以前、新型コロナウイルスの感染拡大が業界や企業へ与える影響の予測結果を、無料レポートとして公開。1万以上のダウンロード数となったそうだ。
そこで今回は、アフターコロナの経済について、中長期的な予測を新たにまとめて無料公開することとなった。
経営リスクや成長分野の把握に
今回のレポートでは、「テクノロジー」「社会トレンド」「人口動機」「国際情勢」「新興国」の5分野から、5Gや電気自動車の一般化、オフィス需要などの2116テーマを取り扱う。
これらのテーマが、中長期的にどのような業界や企業、製品需要、素材価格などに影響するかをAIで分析し、結果をランキング形式でまとめた。
分析対象は国内の上場企業で、61万以上のシナリオの業界への影響を定量化し、5年後の盛衰を予測している。
同社によると、顧客への影響を把握したり、将来の戦略を練りたい人が、社内報告資料としてそのまま活用できる内容だという。
詳細は、同社プレスリリースより確認ができる。
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