愛着はあるけれど汚れてしまったり黄ばんでしまったりした服、形は気に入っているけれど色が年齢に合わなくなってしまった服…そんな着たいけれど着られない服を蘇らせるサービスが登場した。
アパレル事業を展開する株式会社ヒューマンフォーラムは、「USEDを拡張する進化型古着屋 "森"」のオンラインサイトにて11月17日(火)、京都紋付の協力のもと衣類などの染め替えサービスを開始した。
黒紋付きを染める技術を洋服に応用
「黒染め」という、日本の伝統的な正装でもある黒紋付きを染める技術を採用。
相撲とりや歌舞伎役者などが着る伝統芸能の衣装のほか、昔は葬式の喪主や結婚式の新郎が着用していたという黒紋付き。この技術を現在の洋服に応用し、着なくなった服や汚れてしまった服などを黒く染め直してまた着られるようにする。
色落ちの心配もなく、ソフトで汚れにくい
京都紋付では、黒色をさらに黒くする独自の加工技術である「深黒」を開発、様々なコレクションブランドの生地を染めてきたそうだ。
深黒加工は非常に深みのある黒で、無彩色でありながら鮮やかにも感じられる「漆黒」とか。色落ちの心配がなく、仕上がりもソフト、生地に撥水性が出るので汚れにくくもなり、安全な染料を使用しているので体にも環境にも優しいのがメリットとも。
<料金目安>
・Tシャツ 2500円から
・シャツ 4300円から
・ジャケット 6000円から
・パーカー 3800円から
・コート 7000円から
・パンツ 5000円から
黒染めが可能な素材や詳しい料金体系、納期についてなど詳細については同社プレスリリースで確認できる。
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